韓国ドラマ チョンウチ(田禹治) あらすじ 17話～19話 ネタバレ
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チョンウチを最終回までネタバレで配信！ BS朝日で放送予定！
キャストと相関図も紹介！視聴率は15.2%の人気韓国ドラマ！
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【前回のあらすじ】
ウチは――激闘の末、ガンニムに打ち負かされてしまった。
額に貼られた呪符が、彼の術を封じる。
まるで体の芯まで凍りつくような感覚のまま、左議政の屋敷へと連れ込まれ、
分厚い扉の奥に幽閉された。
「…全部、私のせい…」
廃妃は、自分が原因でウチが捕らえられたと知るや、
ためらわず宮殿へ足を運び、王に膝をついて訴えた。
「どうか…どうか彼をお助けください」
声は震え、目には涙が滲んでいた。
その裏で、ヘリョンとムヨン（ナムグン・ミン）も密かに動き始めていた。
彼らの目的はただ一つ――ウチの奪還。
そして王は、廃妃を守るために銀の匙と箸をウチへ託す決断を下す。
それは食器ではなく、
「朝鮮を守れ」という無言の命令であり、王からの信頼の証だった。
牢に響くのは、遠くから聞こえる民の声。
「ウチ…俺たちの国を…守ってくれ…」
その願いが胸に突き刺さり、ウチの瞳に再び炎が灯る。
だが、廃妃にさらなる危機が迫っていた。
女官たちが闇色の液を注ぎ込んだ茶器を手に、
静かに部屋へ踏み込む。
「王妃様…どうぞお召し上がりくださいませ」
薄い笑みが、不気味に歪んでいた。
その瞬間、扉が勢いよく開かれる。
ウチが飛び込んできたのだ。
彼は女官長の手から茶器を奪い取り、低く怒鳴る。
「毒なら…お前が飲め！」
迫る茶碗。凍りつく空気。
しかし、その腕を廃妃がそっと掴む。
「ウチ…人の命を奪ってはいけません」
静かだが揺るぎない声。
その言葉が、彼の張りつめた怒りをゆっくりと解いていった――。
【チョンウチ(田禹治)-あらすじ-17話～19話】
チョンウチ(田禹治) あらすじ 17話
女官長の喉元に毒の茶碗を突きつけるウチ。
その殺気立った空気を切り裂くように、王が現れた。
「ウチ…たとえ悪しき者であっても、皆、我が民だ」
王の声は静かだが、胸の奥まで響く力があった。
しばし沈黙――そして、ウチの手がわずかに震え、茶碗はゆっくりと下ろされた。
女官長はその足で左議政のもとに戻り、冷ややかな笑みを浮かべる。
「廃妃は…始末いたしました」
もちろん、それは真っ赤な嘘。
だが、王の真心が届いた証でもあった。
左議政は新たな策を練る。
「次の王妃は…我が娘だ」
だがその野望も、ウチが立ちはだかり阻止する。
しかし、突如として事態は急転する。
ある日、女官長が何者かに暗殺されたのだ。
現場に残されていたのは、たった一枚の紙――そこには「チョン・ウチ」と書かれていた。
疑惑の目は一気にウチへと向けられる。
さらに、王の上納金を運ぶ船が何者かに襲撃され、再び彼が容疑者に。
だが、真犯人はガンニムだった。
ウチはチャンフイにその事実を告げ、
「倉を調べれば俺の無実が証明される」と王に直談判する。
その頃、廃妃は――「私がいれば、王に迷惑がかかる」と姿を消していた。
そして運命の日。
王が倉に足を踏み入れると、そこにいたのは剣を構えたウチの姿。
王の目が大きく見開かれる。
「やはり…お前が…」
誤解と疑念が、二人の間に決定的な溝を刻もうとしていた――。
チョンウチ(田禹治) あらすじ 18話
王に疑われたままのウチは、ついに腹をくくった。
「…ガンニムと、決着をつける」
その瞳には迷いも恐れもなく、ただ鋭い光が宿っていた。
一方その頃、王は左議政の目を欺くため、酒に溺れたふりをし、妓楼に通い続けていた。
だが、その芝居も長くは続かない。
「陛下の浅知恵など、見抜けぬと思うか」
左議政の冷たい笑みとともに、計画はあっけなく露見する。
そして左議政はさらに動く。
王の忠臣・尚膳を抱き込み、完全に王を傀儡にするつもりだった。
「王は飾りにすぎぬ。国は、私が動かす」
その言葉に、王は歯を食いしばるしかなかった。
だが尚膳は、ただ従う男ではなかった。
密かに王へ書状を送り、「共に死をもってこの恥を雪ごう」と訴える。
そして、倉から王の証拠品を取り出し、左議政を討つ策に出る。
しかし――その試みは失敗に終わった。
駆けつけたウチが彼を助けようとしたその瞬間、鋭い刃が尚膳の体を貫く。
「ウチ…陛下を…頼む…」
血に染まった手が、力なく地面へと落ちる。
ウチの胸の奥で、怒りが燃え上がった――。
チョンウチ(田禹治) あらすじ 19話
尚膳は、血に染まった衣のまま王のもとへ駆け込み、深く頭を下げた。
「陛下…私はウチ殿に命を救われました」
その一言に、王の顔が固まる。
これまでの疑いが氷のように崩れ、やがて静かに口を開いた。
「ウチ…すまなかった。これからも、私の過ちを正してくれ」
しかし、安堵も束の間――。
王の弟、チョンソン大君が落馬事故で命を落としたとの報せが届く。
急ぎ現場を調べたウチは、手綱が刃物で切られていた痕跡を発見。
「これは…事故じゃない」
その眼が鋭く光った。
ウチとヘリョンは、犯行の背後に王位を狙う者がいると突き止め、
「チョンソン大君は暗殺された」――そう書かれた張り紙を街中に貼り出す。
その知らせに、左議政は顔色を変えた。
だが街では、別の陰謀が進んでいた。
米や野菜が急騰し、民は飢えにあえいでいたのだ。
「これもガンニムの仕業だな…」
ウチは証拠を求めて奔走する。
やがて、奪われた米を取り戻し、民に直接配った。
その姿に、人々の信頼は一気に高まる。
そして――チョルギンが捕らえられたという報せが入る。
「好機だ…奴を使ってガンニムをおびき出す」
ウチの瞳には、次なる決戦への炎が燃えていた――。
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