韓国ドラマ私の男の秘密 あらすじ 37話～40話 ネタバレ
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【前回のあらすじ】
この回では、二人の“決意”が鮮明になる。
ジソプ：愛を封印し、“ジェウク”として生きる覚悟を決める。
ソラ：夫の生存を確信し、“真実”を探し出す旅に出る。
ヘリム：ついに本物のジェウクの存在を知り、危険な駆け引きに踏み込む。
ソンエ：ジソプを完全に支配下に置き、次なる罠を張り巡らせる。
インウク：無実の罪で拘束され、物語の別ラインで新たな局面へ。
まさに物語全体が“裏と表”で動き出す転換回。
ソラとジソプ、互いに真実へ近づく距離が、再び引き裂かれていく。
【私の男の秘密-あらすじ-37話～40話】
私の男の秘密 あらすじ 37話
――「あの人はきっと、生きている。」
事故の傷を家族に知られてしまったソラ。
心配されるその優しさに耐えきれず、
「大丈夫よ、少し外の空気を吸ってくるだけ。」
と家を飛び出していく。
向かったのは、あのジソプと再会しかけた場所。
そこで彼女が見つけたのは――
「J・W」と刻まれた銀色のカフスボタンだった。
胸の奥が熱くなる。
「ジェウク……？ でも、この形、どこかで……」
まさにそれは、ジソプがかつて身につけていたもの。
彼が今、“別の名”で生きていることを暗示する証だった。
⚙️ 偽りの運命 ― ジソプの葛藤
一方そのころ、ジソプもカフスを失くしたことに気づき、
慌てて現場へと向かうが、
わずかの差でソラはその場を後にしていた。
ほんの数分――そのすれ違いが、二人の“再会の糸”を
また断ち切ってしまう。
ソンエの監視下で自由を奪われながらも、
心のどこかで「ソラの気配」を感じていたジソプ。
だが彼はまだ、自分の運命を取り戻すことができないでいた。
⚖️ インウクの冤罪 ― 真犯人の出現
一方、当て逃げ事件の容疑をかけられたインウクは、
警察で取り調べを受けていた。
ソラは彼の潔白を信じて疑わない。
「インウクさんはそんな人じゃありません！」
だが、証拠映像には確かに“彼のバイク”が映っている。
担当刑事は冷たく告げる。
「これだけ状況証拠が揃っていて、訴えないというのは？」
ソラは食い下がる。
「そのバイクは盗まれていたんです！ 彼は無実です！」
その時、ドアの向こうから現れたのは――
真犯人本人だった。
「すまない……借金があって、あのバイクを使ったんだ……」
土下座して謝罪する男。
だが、彼の“止むに止まれぬ事情”が明らかになっても、
ソラが失ったもの――それは、あまりにも大きかった。
🕸️ ソンエの新たな計略
その裏で、ソンエはすでに次の策を巡らせていた。
彼女の狙いはただひとつ――
ジソプとヘリムの結婚を既成事実にすること。
「これで、彼は完全に私のものになるわ。」
ソンエはジュンチェ（会長）の病状を利用し、
裏で権力の布石を進めていた。
💍 強制されたプロポーズ
ジソプはソンエに命じられるまま、
ヘリムにルビーとダイヤの指輪を渡す。
「君に似合うと思って……」
口にする言葉は冷たく、感情のないもの。
それでもヘリムは涙を浮かべ、微笑む。
「やっと……あなたが私を見てくれた気がする。」
だが、彼女の笑顔の裏には、確信に近い不安が潜んでいた。
“この人は本当にジェウクなのか――？”
🩸 監禁されたミリョンの悲願
その頃、屋敷の奥で眠らされ続けているミリョン。
薬を投与され、かすむ意識の中でつぶやく。
「ジェウク……もう一度だけ、あなたに会いたい……」
けれども、その願いは届くことなく、
また静かにまぶたが閉じていく――。
📸 ヘリムが掴んだ“禁断の真実”
一方、ジソプの前に現れた元同僚が再び登場する。
「もう一度助けてくれ、あの時の約束を……！」
だがジソプは冷たく言い放つ。
「人は金で救えない。」
その会話を陰で聞いていたヘリムは、
元同僚を呼び出して真実を探る。
「“ジソプ”という男を知ってるのね？ 彼は誰？」
そして――男が差し出した一枚の写真。
そこに写っていたのは、ジェウクと瓜二つの男。
「……嘘……まさか、そんな……！」
ついにヘリムは、ジェウク＝ジソプの可能性に直面する。
この瞬間、物語の“核心”が動き始めた。
🔔 ソラの決意
夜、街灯の下で捜索ビラを貼り続けるソラ。
「ジソプさん、私はあきらめません……」
雨に濡れ、風に飛ばされても、
彼女の手は止まらなかった。
“愛する人を信じる”という、
ただ一つの希望だけを胸に――。
私の男の秘密 あらすじ 38話
――「信じている。彼は、まだ生きている。」
ジソプの生存を確信したソラは、ついに本格的に捜索を再開する。
これまでの“思い込み”ではなく、確かな“確信”として。
「ジソプさん……必ず見つけ出すから。」
だがその動きを察知したソンエは、激しく動揺。
「余計なことをする女ね。放っておけばいいのに。」
自らの計画が狂うことを恐れたソンエは、
ソラの行動を止めるための新たな罠を仕掛け始める。
🧩 ヘリム、真実の核心に迫る
一方、ヘリムの中でも「ある確信」が芽生えていた。
「あの男は……“ジェウク”じゃない。“ジソプ”よ。」
これまで曖昧だった違和感が、徐々に“確信”へと変わっていく。
彼女は独自に調査を進め、やがてソンエとジソプの関係に辿り着く。
「二人の間に……一体何が？」
その疑念が、ヘリムをさらに危険な方向へ導いていく。
📞 ミリョンの絶望の電話
監禁されていたミリョンは、ついに逃げ出すチャンスを見つけ、
震える手で“ジェウク”に電話をかける。
「お願い、助けて……！」
だが電話に出たのは――“ジソプ”だった。
彼はソンエに監視されている状況の中で、
冷たく「間違い電話です」と言い放ってしまう。
その一言で、ミリョンの希望は完全に絶たれる。
「やっぱり……もう誰も信じられないのね。」
彼女の涙が静かに床に落ちた。
🧱 ソンエの新たな謀略
ソンエは相変わらず冷酷だった。
ジソプに向かって淡々と命じる。
「ヘリムの調査？ 放っておきなさい。動じたら終わりよ。」
また、病弱なジュンチェ（会長）の体調を利用し、
じわじわと体力を奪う策略を練り始める。
「人は、心のストレスで壊れるの。」
彼女の微笑みには、もう“人間らしさ”の欠片すらなかった。
💔 ソラとインウク ― すれ違う想い
一方、ソラを支えようとするインウク。
だが彼の気遣いは、ソラには“余計な干渉”に映ってしまう。
「放っておいてください！」
「心配してるだけだ！」
お互いの優しさがぶつかり、二人は言い合いになってしまう。
それでもインウクは、彼女の背中を見つめながら小さくつぶやく。
「あんなに強いのに……どうして、あんなに寂しそうなんだ。」
👔 ジュンチェとインウクの再会
便利屋として働くインウクの元に現れたのは、会長ジュンチェ。
「まさか、君がこんな仕事をしているとはな。」
インウクを心配し、仕事をやめるよう忠告するが、
インウクは穏やかに微笑んで答える。
「後悔してません。今が、僕の選んだ道です。」
一時はライバルとして対立していた二人の間に、
どこか“父と息子”のような温かい空気が流れていた。
🕵️♀️ ヘリム、さらに踏み込む
ヘリムの調査は、ついにソンエの影を突き止める。
だが、その全貌はまだ見えない。
「ジソプ……あなた、何者なの？」
探れば探るほど、危険な真実が顔を出す。
ヘリムの中で芽生えた“恐怖”は、やがて“執着”へと変わっていく。
🏪 ソラの家族とヘリムの接近
翌日、ヘリムはソラの両親が営む食堂を訪れる。
「あの……ジソプという方のこと、ご存知ですか？」
表向きは優しげな微笑を浮かべながらも、
その目には冷たい光が宿っていた。
さらに、ソラの姉が自分に好意的であることを察すると、
「お姉さん、あなたには見込みがあるわ。」
と囁き、巧みに“買収”を仕掛けていく。
💥 ソラとヘリム、ついに激突
街中でジソプの捜索ビラを貼り続けるソラ。
その姿を見たヘリムが近づき、冷たく言い放つ。
「まだ、あの人を探してるの？ 無駄よ。」
ソラは真っすぐにヘリムを見つめ返す。
「無駄じゃありません。あの人は生きてる。」
ヘリムは嘲るように笑い、
ソラの目の前でビラを破り捨てる。
破かれた紙片が風に舞い上がり、
ソラの瞳に涙がにじむ。
「どうして……そんなことするの……？」
その光景を、誰よりも遠くから見つめていたのは――ジソプだった。
私の男の秘密 あらすじ 39話
――「やっと見つけたのに、どうしてそんな顔をするの……？」
会社の前でジソプを探すソラ。
そこへ現れたのは、冷たい微笑を浮かべるヘリムだった。
「あなた、まだあの人を探してるの？」
「……あの人は、私の夫です。」
一触即発の空気。
互いの瞳には憎悪と嫉妬、そして“確信”が宿っていた。
建物の奥からその様子を見つめていたジソプは、
ソラが今も自分を信じていることに胸を締めつけられる。
――「俺は、もう戻れないのに……。」
🕵️♀️ ヘリムの執念 ― DNA採取という禁断の一手
ジソプの正体を暴こうとするヘリムは、
ついにソンエとジェウク（ジソプ）双方の毛髪を入手。
「これで、すべてがはっきりするわ……。」
もはや常軌を逸した執念。
彼女の“愛”は、いつしか“狂気”に変わっていた。
📺 テレビに映る「ジェウク」＝ジソプ
そのころ、グクヒョンの提案でテレビインタビューを受けるジソプ。
画面越しに流れる彼の姿を見た瞬間――
ソラの心臓が跳ね上がる。
「間違いない……あの人は、ジソプさん！」
涙をこらえきれず、ソラはそのまま会社へ駆け出す。
🚪 ソラとジソプ、すれ違う運命
受付に飛び込み、ソラは強引に面会を求める。
「ジェウクさんに会わせてください！」
しかし、ジソプは“ジェウクとして”彼女を追い返す。
「人違いです。お帰りください。」
その場に居合わせたインウクが、倒れそうなソラを支える。
この瞬間、インウクは初めて――
“ジェウク”と“ジソプ”が同一人物である可能性に気づくのだった。
💼 ジソプの新たな決意
ジソプは、かつてのジェウクが残した汚れた仕事を
ひとつずつ清算し始める。
「彼の罪は、俺が終わらせる。」
その誠実な仕事ぶりに会長ジュンチェは感心するが、
ソンエは冷たく釘を刺す。
「あまり目立つと、ヘリムが危険な目にあうかもしれないわよ？」
まるで“脅し”のような優しさ。
ジソプの胸には怒りと無力感が渦巻いていた。
🍜 ヘリムの策略 ― 家族を“餌”に
ヘリムはソラの姉・ミホンを利用し、
両親のチャンポン屋をフランチャイズ化する計画を持ちかける。
「成功のチャンスよ。あなたたちの店を全国に。」
甘い言葉に喜ぶ家族。
だがその裏で、ヘリムはソラの家族を支配する罠を着々と仕掛けていた。
👁️ 仕組まれた「再会」 ― ミホンとジソプ
ヘリムは次の一手を打つ。
ミホンを会社に招き、偶然を装ってジソプ（ジェウク）と対面させる。
ミホン：「……あなた、ジソプでしょ？」
ジソプ：「人違いです。」
一瞬動揺するも、ジソプは必死にジェウクを演じきる。
だが、ミホンの確信は消えなかった。
その様子を、ヘリムは陰から覗き見ていた。
「やっぱり……あなたがジソプなのね。」
彼女の中で、すべての“ピース”が繋がった。
💌 ソラへの伝言 ― 「ジソプは生きていた！」
ミホンは真っ先にソラの元へ走る。
「ソラ、ジソプさん、生きてたのよ！」
信じてきた想いが、ついに形になる瞬間。
ソラの目から涙がこぼれた。
「やっぱり……そうだったんだ。」
🍽️ 試食会という罠
ヘリムは次なる“舞台”を仕組む。
ソラの家族が提携を喜ぶ中、会社でフランチャイズチャンポン試食会が開催されることに。
ソラは胸を高鳴らせて会場へ向かう。
「今度こそ、ジソプさんに会える……！」
だが、それはヘリムが仕組んだ再会の罠だった。
会場に現れた“ジェウク”＝ジソプ。
ソラと目が合った瞬間、時間が止まる。
「……ジソプさん？」
「……なぜ、ここに……。」
静寂の中で交わる視線。
再会の涙も抱擁も許されないまま、
二人の間には――ヘリムの冷たい笑みがあった。
「おめでとう、ソラさん。やっと再会できたのね。」
それは愛でも祝福でもなく、復讐の幕開けだった。
私の男の秘密 あらすじ 40話
――「あなたはジソプ…よね？ ヘソルのお父さんなんでしょう？」
ヘリムの謀略によって、ついにジソプとソラが再会する。
涙を流しながら彼にしがみつくソラ。
「あなたはジソプに間違いない！ ヘソルのお父さんよ！」
その言葉にジソプの瞳が揺れる。
だが――彼の脳裏に響いたのは、ソンエの冷たい声だった。
「感情を出すな。お前は“カン・ジェウク”なのよ。」
ジソプは苦しみながらも、ソラを突き放す。
「俺はジソプなんかじゃない！」
その一言で、ソラの世界は崩れ落ちた。
🧠 ジソプの動揺とソンエの支配
ジソプの冷たい態度にソラが涙する中、
ヘリムは「かわいそうね」とわざとらしく気遣いながらも、
「私の男に手を出さないで」
と、静かにソラへ警告を放つ。
一方その頃、ジソプはソンエのもとへ。
「よくやったわね。ようやく本物の“ジェウク”になれたじゃない。」
皮肉と嫌味を織り交ぜたソンエの言葉に、
ジソプは怒りを押し殺しながらも拳を握りしめる。
「いつまで俺を操るつもりなんだ……」
彼の中で“ジェウクとして生きる”ことへの嫌悪と、
“ソラへの愛”が激しくぶつかり合っていた。
💼 ヘリムの裏工作 ― フランチャイズの罠
ヘリムはソラの姉・ミホンに接触し、
「フランチャイズの話、もちろん継続よ」
と笑顔で告げる。
だがそれは、ソラを監視するための偽りの提携話。
ヘリムは水面下で、ソラの家族すら自分の駒として利用していく。
📸 ジソプ、封じ込められた記憶
ジソプはヘリムの実家を訪れ、ジスクから
「ミリョンの子どものころの写真」を見せられる。
その瞬間――
「この子……どこかで……」
彼の脳裏に、封じられた過去の断片が蘇る。
それは、“ミリョンと自分の関係”を示す記憶の一部だった。
🕊️ ソラの確信 ― ジソプ＝ジェウク
一方、帰宅したソラは再び混乱する。
だが思い出したのは、事故で倒れた自分に手を差し伸べたあの瞬間。
「あの優しい目……間違いない、あの人はジソプだ。」
“ジェウク”と名乗る男こそ、
夫・ジソプ本人であるという確信を強めていく。
🤝 インウクの協力と新たな動き
ソラは会社の前でジソプを待ち続けるが会えず、
ついにインウクのもとを訪ねて協力を求める。
「お願い、力を貸して。彼を探し出したいの。」
インウクはその真剣な眼差しに心を動かされるが、
同時に、ソラとヘリムの関係を知って動揺する。
🧬 ヘリム、DNA鑑定の真実を前に――
ヘリムのもとには、ついにソンエとジェウクのDNA鑑定結果が届く。
だが彼女は、震える手で封筒を見つめたまま開けられない。
「知りたい……でも、知ってしまったら戻れない……。」
真実を暴く勇気と、失う恐怖。
彼女の中で二つの感情がせめぎ合っていた。
🕵️♀️ ソラ、ソンエの秘密の家へ
ソラはミリョンから託されたメモを頼りに、
ソンエが隠す“秘密の家”へと足を踏み入れる。
その扉の奥で出会ったのは――
監禁されていたミリョン本人。
ミリョンは泣きながら訴える。
「あなたがソラね……お願い、助けて。」
そして、ジソプの写真を見たミリョンは首を振る。
「この人はジェウクじゃない……別の人よ。」
ついにソラは、“二人の男の正体”を確信する。
🔁 ミリョンとの入れ替わり計画
逃げ場を失った二人は、決死の賭けに出る。
「あなたがここに残って。私が外に出て真実を暴く。」
ソラはミリョンの提案を受け入れ、
自ら監禁される覚悟で、ミリョンと入れ替わる。
その頃――
ミリョンはジソプのオフィスに乗り込み、
長い沈黙を破るように彼の前に姿を現す。
「久しぶりね、カン・ジェウクさん……いえ、ジソプ。」
同じころ、インウクも真実に辿り着く。
「ソラの探していた旦那……それが、カン・ジェウクだとしたら……？」
真実の糸が、いよいよひとつに結ばれようとしていた。