韓国ドラマ 私の男の秘密 あらすじ 13話～16話 ネタバレ
この記事をお気に入りに登録しませんか！韓国ドラマ 私の男の秘密 あらすじ 13話～16話 ネタバレ！
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【前回のあらすじ】
人間の“弱さ”を突く、ソンエの冷徹な計略
第12話では、ソンエの真の恐ろしさが明らかになる。
彼女の手段は冷酷だが、その根底にあるのは“失われた母性”。
ジソプを息子の代わりとして見ているようで、
同時に“支配できる存在”として利用している。
ジソプ → 絶望の中で選択を迫られる「もう一人のジェウク」候補
ソンエ → 家族と名誉を守るため、倫理を越える母
ソラ → 崩壊する家庭の中で、信じる力を試される
ヘリム → インウクへの依存が深まり、感情が暴走寸前
この回のラスト、ジソプが人を殴り倒す場面は象徴的。
彼は“罪”を犯したことで、ついに“救済される側”から“利用される側”へと転落した。
まさにここからが、“入れ替わり”の序章である。
【私の男の秘密-あらすじ-13話～16話】
私の男の秘密 あらすじ 13話
借金取りを殴り倒したジソプ。
地面に倒れた男は、ピクリとも動かない。
「どうしよう…！」と動揺するジソプの背後に現れたのは、
黒服の男――ソンエの側近だった。
彼は静かに告げる。
「ついて来てください。…奥様が、お待ちです。」
逃げ場のない現実。
そして、すべてを操る“影の女”がジソプを待ち受けていた。
💔 失われる家庭、守りたいものの崩壊
そのころ、ソラの母は激怒していた。
「夫婦が苦しむのは勝手。でも孫まで巻き込むなんて！」
そう言い放ち、幼い孫を無理やり家に連れ帰ってしまう。
ソラはジソプの行方を追って奔走していたが、
夫はすでにソンエの手中にあった――。
🕯 ソンエの“契約”、ジソプの運命を決める夜
再びソンエのもとに連れて来られたジソプ。
彼女は冷たい微笑を浮かべながら言う。
「もう逃げられないわね。あなたには“選択肢”なんてない。」
人を殺してしまった――そう思い込んでいるジソプに、
ソンエは最後の切り札を突きつける。
「あなたには、もうひとつの人生がある。
私の言う通りにすれば、全てを失わずに済む。」
彼女は昏睡状態のジェウクをジソプの目の前に連れて行く。
そこに横たわっていたのは、自分と瓜二つの男。
まるで鏡を見ているかのような光景に、ジソプは息を呑む。
「これは…一体どういうことなんだ…？」
ソンエは静かに答える。
「あなたが、彼の代わりになるのよ。」
その一言が、ジソプの人生を完全に狂わせた。
🌙 ヘリム、過去の罪と対峙する影
一方、ヘリムはジェウクとの関係に見切りをつけ、
新たにインウクとやり直すことを願っていた。
「今度こそ幸せになりたい…」
そう呟く彼女の目には、ほんのわずかな希望が見えた。
しかし、彼女の過去は簡単に消えない。
ミリョンと会い、関係を清算しようと強気に出るが、
ミリョンの足にある“傷跡”を見て凍りつく。
――それは、10年前、妹を傷つけたときとまったく同じ痕だった。
「まさか…あの時の…」
ヘリムの心に再び恐怖と罪悪感が蘇る。
過去の罪が、静かに彼女を追い詰めていく。
🌧 ソラ、夫を信じ続けて
ソラはようやくジソプと再会する。
疲れ切った彼を抱きしめながら、
「もう無理しないで…一緒にいよう」と優しく語りかける。
けれども、ジソプの表情はどこか遠くを見つめていた。
ソンエの言葉――
「全てを手に入れるには、自分を捨てるしかない。」
その言葉が、彼の脳裏から離れなかった。
すでに彼は“選ばされた男”になっていたのだ。
私の男の秘密 あらすじ 14話
ソンエの指示で、ジソプはヘリムの動向を監視していた。
だが、その冷徹な任務の最中に届いた一本の電話が、
彼の心を強く揺さぶる。
それは、娘ソリからの連絡だった。
「パパ、会いたいよ…」
幼い声に胸を締め付けられ、ジソプの瞳に一瞬、父親の優しさが戻る。
だが、それはもう許されない感情だった。
“彼”は今や、他人の人生を生きるために選ばれた男なのだから――。
💔 ヘリム、罪と恐怖のはざまで
一方、ヘリムはミリョンの足に残る“あの傷”を見て、激しく動揺していた。
10年前に妹を傷つけたあの事件。
まさか――ミリョンが、その真相を知っているのでは？
彼女の心は不安と恐怖でいっぱいだった。
そんな娘の異変を、母ジスクは見逃さない。
「あなた、何か隠してるわね？」
ジスクの言葉が、ヘリムの心をさらに追い詰める。
🏚 ソラの現実、そしてジソプの限界
他方、ソラは家計を支えるために必死だった。
余った食材や残飯までも持ち帰り、
なんとか生活を繋ごうとする。
そんな彼女を見て、ジソプの心は大きく揺れた。
「俺が情けないばかりに、こんな思いを…」
家に帰ると、母ミホンが泣きながら情に訴えてくる。
息子としても、夫としても、父としても、
もうどこにも救いがなかった。
そして、ジソプが最後に辿り着いた場所は――
昏睡状態のジェウクが眠る病室だった。
⚡ 運命の契約、ジソプの“決断”
ソンエの前に跪き、
ジソプはとうとう観念したように言葉を絞り出す。
「……もう、どうにもならないんです。」
ソンエは冷たくも満足げな笑みを浮かべ、
“契約”を差し出す。
「あなたは今日から――私の息子よ。」
その瞬間、ジソプの中で“何か”が壊れた。
ソンエは満面の笑みを浮かべ、
計画がついに完成へと近づいたことを確信する。
🧾 別れと再出発、そして静かな決意
ジソプはミホンと最後の面会を果たす。
テーブルに置かれたのは、ソンエが用意した小切手。
「これで借金を清算してくれ。…もう会うことはない。」
母を見つめる目には、悲しみよりも“覚悟”が宿っていた。
ミホンも、息子の決意に何かを察したように涙をこぼす。
🌊 最後の家族旅行、愛の告白
ジソプはソラと娘ソリに、海辺での小旅行を提案する。
「お金のことは心配するな。家族で、少しだけでもいいから…」
波音の中で3人が笑い合う姿は、束の間の幸福そのものだった。
ジソプは静かに二人を見つめながら、
“これが最後”であることを悟っていた。
「ソラ、ありがとう。ソリを頼む。」
そう言い残し、彼は夕陽の海辺を背に立ち去る。
その背中が、涙で滲んで見えなくなる――。
私の男の秘密 あらすじ 15話
ヘリムは、自分が過去に見捨てた妹が
実はミリョンなのではないかという疑念に取り憑かれていた。
内密に調査を進めるうちに、
その確信は恐怖へと変わっていく。
「もしあの時の妹が、今ここにいるのなら…」
彼女の心は罪悪感と動揺で荒れ、
次第に日常すら壊れ始めていた。
💔 罪の重みと愛の支え
ヘリムを支えるのは、インウクだった。
かつて愛し合い、そして傷つけ合った二人。
今もなお、彼の中には“あの日の屈辱”が消えずに残っている。
それでもインウクは、
弱り切ったヘリムを見捨てることができなかった。
「もういい、全部俺が背負う。」
その言葉には、怒りでも恋でもない――
“赦し”のような静かな情が宿っていた。
🌙 ソラの悪夢、そして恐れ
一方そのころ、ソラは悪夢にうなされていた。
夢の中でジソプが、自ら命を絶とうとする場面を目撃する。
「やめて、行かないで！」と必死に叫ぶも、
彼は振り返らず、闇に消えていく――。
目を覚ましたソラは、涙を拭いながら胸を押さえる。
「また…どこかへ行ってしまうのではないか」
その不安が、彼女を締め付けていた。
現実のジソプは、そんなソラの思いに気づき、
「俺には、お前とソリがいる」と心の中で誓い直す。
家族への愛が、彼を一瞬だけ正気に引き戻していた。
🩸 ヘリム、妹の正体に近づく
再びミリョンのもとを訪ねたヘリム。
「あなたとは、昔どこかで会ったことがある気がするの。」
そう探りを入れるが、ミリョンは冷たく笑う。
そして、テーブルの上に落ちていた“ヘアピン”を見た瞬間――
ヘリムは息を呑んだ。
それは、かつて妹に贈ったものと全く同じだった。
「まさか…本当に…？」
過去の罪と現実が重なり、彼女はその場に立ち尽くす。
🏚 ジソプ、最後の“夫”としての時間
一方、ソラとジソプは実家に戻り、
生活を立て直そうと動き始めていた。
ソラの父は、少しでも力になろうとお金を手渡す。
「これで、しばらくは何とかなるだろう。」
家族の優しさに、ジソプの目には涙が浮かぶ。
嬉しさよりも、悔しさが勝っていた。
「俺は、結局何も守れなかった――」
その時、彼のポケットの中で携帯が鳴る。
発信者は“ソンエ”。
運命の呼び出しだった。
💍 二人だけの結婚式、永遠の別れ
ソンエの指示に従い、ジソプは教会へ向かう。
彼が選んだ最後の行動は、
愛する妻・ソラに“永遠の約束”を残すことだった。
「ソラ、君に出会えて幸せだった。」
涙を浮かべながら、彼は誓いの言葉を述べる。
小さな教会の中、牧師も参列者もいない。
ただ、二人だけの結婚式。
ソラは微笑みながら言う。
「これからも、ずっと一緒にいようね。」
ジソプはその笑顔を見つめながら、
胸の奥で別れを告げていた。
――もう戻れない道を選んでしまったのだ。
私の男の秘密 あらすじ 16話
ついに覚悟を決めたジソプは、
ソンエの部下とともに病院へ向かっていた。
目的は――昏睡状態のジェウクとの“入れ替わり”。
これが、彼に課せられた最後の「償い」であり「契約」だった。
だが、病院へ向かう途中でジソプの心が揺らぐ。
「最後に…妻と娘の顔をもう一度見たい。」
その想いが抑えられず、
彼は部下を振り切って夜の街へと走り出す。
🌊 迷いと決意、夜の海での葛藤
波打ち際に立ち尽くすジソプ。
潮風が頬を打ち、涙がこぼれる。
「本当は、こんな形で終わりたくなかった。」
日中、ソラと娘ソリが笑顔で買い物をする姿を
遠くから見つめた彼は、
“家族”というぬくもりの大切さを改めて感じていた。
しかし同時に――
その幸せを守るためには、自分が消えるしかないと悟っていた。
「俺がいなくなれば…この二人はきっと幸せになれる。」
迷いの果てに、彼は再びソンエのもとへ向かう。
その瞳には、もう恐れも迷いもなかった。
⚡ ソンエ、暴走する支配と焦燥
一方そのころ、ジソプが行方をくらませたと知ったソンエは激怒する。
「このままでは計画が台無しになる！」
タイムリミットが迫る中、
冷静さを失ったソンエは怒りを部下にぶつけ、
「何があっても連れ戻しなさい！」と命令を下す。
彼女の焦りの裏には、
“全てを支配できる”という自信が崩れ始めた恐怖が見え隠れしていた。
💔 ソラ、待ち続ける愛の時間
その夜、ソラはジソプの帰りを信じて夕食を用意していた。
彼の好物を丁寧に並べ、
「今日はきっと笑顔で食べられる」と微笑む。
しかし、時間が経ってもジソプは帰らない。
娘ソリが泣き出し、ソラの胸に不安が広がる。
「また…どこかへ行ってしまったの？」
抑えきれない苛立ちと悲しみが、
ついに彼女の口から怒りとなって溢れ出す。
“愛する人を信じる痛み”が、
ソラの心を静かに蝕んでいった。
🏥 入れ替わりの実行
そのころ、ジソプは病院に戻っていた。
眠るジェウクを見つめながら、
「これで本当にいいのか…？」と自問する。
だが、答えはもう決まっていた。
家族を守るため、そして母の罪を償うため――
ジソプは“自分”を捨てる決意をする。
ソンエの冷たい声が響く。
「あなたが今日からジェウクよ。」
そして、計画通りに入れ替わりの隠蔽工作が始まる。
ソンエは本物のジェウクを車に乗せ、
秘密裏に病院から運び出すのだった。
その瞬間、
“ハン・ジソプ”という男はこの世から姿を消した――。
🩸 ジスクとミリョン、真実への接近
一方そのころ、行方不明になった娘を捜していたジスク。
「ミリョンという女が、もしかして…？」
そうした情報を掴み、真相に近づいていく。
同時に、ヘリムもミリョンのDNA鑑定結果を見て衝撃を受けていた。
それは、自分が過去に捨てた妹の存在を裏付ける結果だった。
「嘘でしょ…ミリョンが…！」
二人の女の運命が交わる前に、
ソンエは“再会を阻止するため”ミリョンを呼び出す。
――新たな悲劇が、静かに幕を開けようとしていた。