韓国ドラマ 家族なのにどうして あらすじ 43話~45話 ネタバレ

2025年10月13日

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韓国ドラマ 家族なのにどうして あらすじ 43話~45話 ネタバレ!
家族なのにどうしてをネタバレで最終回まで配信! BSジャパンで放送予定!
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【ネタバレ注意】『家族なのにどうして』最終話まで全話あらすじ・見どころを一挙公開!

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【前回のあらすじ】

【家族なのにどうして-あらすじ-43話~45話】

家族なのにどうして あらすじ 43話

ダルボンは、ソウルの手を借りながら、
ぎこちないながらも豆腐作りを始めた。
豆を挽く音、湯気の立ちのぼる香り。
懐かしい光景が、スンボンの胸に蘇る。

けれども、スンボンは静かに首を振った。
「ダルボン…豆腐を作ることは、まだ認められない。」
その声は、どこか哀しげだった。

ダルボンはうつむいたまま、それでも絞り出すように言った。
「俺、小さいころからの夢だったんだ。
 親父と一緒に、豆腐屋をやるのが。」

スンボンは少しの沈黙のあと、
「豆腐屋はもう人手に渡す」と言い放った。
その言葉に、工房の空気が凍りついた。

ガンジェはそんな父と弟の姿を見て、
「父さん、一度くらい…怒らずに、
 ダルボンの話を聞いてあげたら?」と静かに言った。
だが、スンボンは答えずに目を閉じた。

その夜。
テジュはスンボンに呼ばれ、酒を勧められた。
「婿の覚悟を見せろ」と言われ、断るわけにもいかず杯を重ねる。

やがて顔を赤らめたテジュに、スンボンが問う。
「お前、本当にうちの娘を幸せにできるのか?」

テジュは真剣な目で答えた。
「もし、ガンシムが不幸になるくらいなら…
 僕は命を絶ちます。」

その真っ直ぐな言葉に、スンボンの目が潤んだ。
「…わかった。あの子を頼む。」
そう言って、ついに2人の結婚を認めたのだった。

翌朝。
日曜のまだ日も昇らぬうちから、
ダルボンとソウルは豆腐作りの準備を始めていた。

慣れない手つきで豆を砕き、
型に流し込もうとするダルボンの手を、
スンボンがそっと取る。
「そうじゃない。ほら、こうだ。」

2人の手が重なり、湯気の中に笑い声がこだまする。
けれども、出来上がった豆腐は想像以上の量だった。

「こんなに作って…どうするんだ?」
スンボンは苦笑した。
しかも今日は定休日。売り先もない。

するとスンボンは、
「この豆腐を全部売れたら、豆腐屋で働くのを認めよう」と言った。
挑戦のような父の言葉に、ダルボンの目が輝く。

ソウルと2人で店頭に貼り紙を出し、
「本日限定! 出来たて豆腐を卸値で販売!」と大声を張り上げた。

しかし、なかなか客は来なかった。
冷たい風が通り抜けるたびに、
「もう少し頑張ろう」と互いに励まし合った。

一方、スンボンは部屋で激しい痛みに襲われ、
鎮痛剤を飲んでベッドに横たわっていた。

そのとき、ミス・コが訪ねてくる。
「スンボンさんに会いに来たの。」
事情を聞いた彼女は、迷うことなくスマホを取り出した。

「私に任せて。」
金を貸した相手や友人たちに片っ端から電話をかけ、
「今日の豆腐、買ってちょうだい!」と声をかけていく。

その甲斐あって、豆腐屋には次々と注文の電話が入るようになった。
電話の音が鳴るたびに、ソウルとダルボンの顔が輝く。
「やった!売れたよ!」
「ありがとう、ミス・コさん…!」

スンボンはその光景を、静かに陰から見ていた。
湯気の向こうで笑い合う2人の姿。
その温かい風景を見つめながら、
「やっぱり…あいつらは、ちゃんとやれる。」
そうつぶやいた。

しかし次の瞬間――
胸を押さえ、苦しそうに顔を歪める。

白い息とともに、鮮やかな赤がにじむ。
スンボンはその場に崩れ落ち、
口元から血をこぼした。

「……スンボンさん!!」
遠くから駆け寄る声が、かすかに聞こえた。
けれども、スンボンの視界は、
もう静かに暗闇へと沈んでいった。

家族なのにどうして あらすじ 44話

ダルボンは、
残った豆腐をどうしても売り切ろうと必死だった。
冷たい風の中、声を張り上げ、笑顔を作って客を呼び込む。

「出来たての豆腐です! 安くします!」

そこに現れたのはスンボンだった。
「もうやめろ。今日は十分頑張った。家に入れ。」
その声には、心配と優しさが混ざっていた。

けれども、ダルボンは首を振った。
「いやだ。父さんと約束したんだ。
 この豆腐を全部売ったら、豆腐屋で働かせてくれるって。」

スンボンは何も言わず、その姿を見つめていた。

そこにウノが現れる。
「ダルボン、レストランに戻ってこい。給料は倍にする。
 待遇もよくする。お前が必要なんだ。」

だが、ダルボンは静かに首を振った。
「悪いけど…今日はこの豆腐を全部売り切る。
 これは、俺の勝負なんだ。」

その会話を、スンボンは店の奥で聞いていた。
息子の成長を感じながらも、胸の奥が痛んでいた。

「どうしても今日中にあと5ケース売る!」
そう言い張るダルボンに、ウノが言う。
「じゃあ俺が5ケース買ってやるよ。」

だが、ダルボンはきっぱりと断った。
「買っても捨てるんだろ?
 そんな豆腐、売るわけにはいかない。
 これは…親父の豆腐だから。」

その言葉を、陰で聞いていたスンボン。
彼の表情には、誇らしさと切なさが交錯していた。

「豆腐屋なんてやったら、あいつは一生苦労する…
 それだけは、させたくないんだ。」
スンボンの胸の奥で、父親としての葛藤が渦巻いていた。

スングムは台所でガンシムとガンジェに話す。
「ダルボンを助けてやれないかねぇ。
 あの子、ほんとに一生懸命なんだよ。」

それを聞いた姉と兄は顔を見合わせ、
「じゃあ…買うか。」と豆腐を買っていった。
そして、最後の1ケースはテジュが名乗りを上げた。
「僕が買います。」

こうして、全ての豆腐が売り切れた。

ダルボンは満面の笑みで売上金をスンボンに手渡す。
「父さん、全部売れたよ!」

だが、その後チャ家に戻ると――
冷蔵庫には、家族が買った豆腐がぎっしり。

それを見たスンボンは、
「やっぱり、まだ認められん。」と静かに言った。

その言葉にダルボンは涙をこらえきれなかった。
「父さんみたいに生きたいだけなのに、
 どうしてダメなんだよ…!」

スンボンはその背中を見つめ、何も言わず部屋へ戻った。
扉の向こうで、こみあげる涙をこらえきれず、
声を殺して泣いた。

翌朝。
まだ陽の昇らぬうちに、スンボンはダルボンの部屋を訪ねた。
「起きろ。…豆腐の作り方を教えてやる。」

驚いて顔を上げたダルボンに、スンボンは小さく笑う。
「ただし、俺のテストに合格したらだ。」

こうして本格的な修業が始まった。
重い大豆の袋、熱湯の蒸気、腕の筋肉の痛み。
ダルボンは何度もへこたれそうになるが、
ソウルがそのたびに励ました。

「大丈夫、ダルボンならできるよ。」

一方そのころ。
酔った勢いでプロポーズしたことをすっかり忘れていたテジュ。
その様子にスンボンは激怒する。

「酔ってた?ふざけるな!結婚なんか認めん!」

慌てたテジュは、チャ家に駆け込み、スンボンの前にひざまずいた。
「お願いします!ガンシムさんとの結婚を許してください!」

「帰れ!」と怒鳴るスンボンに、テジュは抱きついて離れない。
「許してくれるまで帰りません!」

もみ合いになる2人。
その拍子にスンボンがバランスを崩し、
ドシン――!

スンボンは尻もちをついた。
しかも、その尻の下には…テジュの顔。

「ぐぇっ!?!?」

一瞬の静寂。
次の瞬間、家中に笑い声が響き渡った。

スンボンも思わず吹き出し、
「まったく…お前ってやつは。」と苦笑した。
それは、長く張り詰めていた空気を
やっとほどいたような、やさしい笑いだった。

家族なのにどうして あらすじ 45話

テジュの真っすぐな気持ちがようやくスンボンの心に届いた。
「……わかった。2人の結婚を許す。」
その一言に、ガンシムの目には涙がにじみ、テジュは深く頭を下げた。

スングムは張り切ってごちそうを用意し、
チャ家の食卓は久しぶりに笑顔であふれていた。
テジュも招かれ、家族全員が揃う。
賑やかな笑い声、食器の音、香ばしい料理の匂い――。

その声を、自室で静かに聞いていたスンボンは、
ふと目頭を押さえた。
「……幸せだな。」
誰に言うでもなく、こぼれた小さな呟き。
その目からは温かい涙が一筋、頬を伝った。

結婚の顔合わせは、
シンプルにスンボンと会長だけが出席することに決まった。

出発前、ガンシムはスンボンの部屋を掃除していたスングムに呼ばれる。
「これ、何だと思う?」
差し出されたのは――血の付いたハンカチだった。

「……お父さんの?」
ガンシムの心臓が一瞬止まる。
その場はなんとか笑ってごまかしたが、
動揺を隠しきれず、その足でガンジェのもとへ。

「ねぇ、これ……まさか。」
ガンシムの手は震えていた。
ガンジェはハンカチを見て、深く息を吐いた。
「大丈夫。父さんのことは、俺に任せろ。」

一方そのころ、スンボンはハンカチがなくなっていることに気づいた。
そして胸騒ぎがした。
「……まさか、ガンシムが気づいたのか?」

落ち着かないスンボンは、ウタクを呼び出す。
「子どもたちが、私の病気を知っているような気がする。
 調べてくれないか。」

ウタクは静かにうなずいた。

ガンジェは一方で、父の治療法を必死に探していた。
「臨床実験段階の治療でもいい、可能性があるなら試したい。」
そう院長に訴え、許可を求めた。

院長は難しい顔をしながらも、
「やるなら、最善を尽くせ。」と答えた。

そして迎えた顔合わせ当日。
会場には、スンボンと会長の姿。
しかしスンボンは、会長が相変わらずガンシムを
秘書のように扱うのが気に入らなかった。

「お嬢さんじゃなくて、婚約者ですよ。
 少しは“娘”として扱ってください。」
スンボンの声は鋭かった。

会場の空気が張りつめる中、
さらにスンボンは思わぬ話を耳にする。
――テジュとガンシムが、1ヶ月以内に結婚式を挙げるというのだ。

「なに?そんなに急ぐ必要があるのか!」
スンボンは怒って席を立つ。
「理由を言え!それまでは、結婚は認めん!」

会長もスンボンのただならぬ様子に戸惑い、
「私も…今回は反対だ。」と言ってしまう。

その話を聞いたヨンソルは、
「1ヶ月以内に結婚する理由って……
 まさかガンシム、妊娠したんじゃないの?」と声を上げた。

ガンジェ、ダルボン、そしてテジュとガンシムはカフェに集まり、
“妊娠説”の誤解をどう解くか相談を始める。

「してないってば!」
ガンシムは顔を真っ赤にして否定するが、
ダルボンは苦笑い。
「父さん、最近小言が増えたし、すぐ怒るし…。」
するとガンジェが小さく呟く。
「……それ、具合が悪くなってる証拠だ。」

そして、深刻な表情で続けた。
「最後に、試したい治療がある。
 そのためにも、結婚式はやらなきゃならない。」

そのとき――。
カフェのドアが開いた。

「……お前たち、何をコソコソ話してる。」
そこに立っていたのは、スンボンだった。

全員が息をのむ中、
スンボンはまっすぐガンシムを見つめ、怒鳴った。
「妊娠したから、結婚を急いでるのか!!」

驚きと緊張の空気が流れる。
ガンシムは一瞬、口を開きかけて――
ゆっくりと頷いた。

「……そうです。妊娠しました。」

その言葉に、スンボンは目を見開く。
そして、顔から血の気が引いていく。

「……そんな、バカな。」

震える声でそう言うと、
スンボンはその場に立ち尽くし、
誰にも聞こえないほど小さく、こう呟いた。

「……あの子が、嘘をついた。」

胸の奥が、静かに軋むように痛んでいた。

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