韓国ドラマ 愛を抱きしめたい あらすじ 89話~92話 ネタバレ

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【前回のあらすじ】
ナ会長が引退を決意したことで、
パパ製菓はますます混乱の渦に飲み込まれていた。
経営の先行きが不透明になり、社員たちは動揺を隠せない。
そんな中、ただひとり冷静に動いていたのが――ソニョンだった。
彼女の関心は、もはや会社の騒ぎではなく、
“ダヒと、その代理母を名乗る女性”に向けられていた。
「二人の関係を、はっきりさせなければならない。」
そう決意したソニョンは、行動を起こす。
だが向かった先は、代理母本人ではなかった。
その――“娘”だったのです。
手には一枚の写真。
そこには、ダヒと代理母の娘が並んで写っていた。
二人の間に何かがあるのは明らかだった。
面会の扉が開くと、ソニョンは静かに微笑み、
そのまま写真をテーブルに差し出した。
「この写真を、見てください。」
女性は一瞬で表情を変える。
手が小刻みに震え、目が写真から離せない。
「……どうして、これを……。」
ソニョンは間を置かずに名乗った。
「私はパパ製菓の副会長、ソ・ニョンと申します。
お母さまの件で、少しお話を伺いたいの。」
その言葉に、女性はようやく息をついた。
警戒心が少し和らいだように見える。
だがソニョンはすぐに核心を突く。
「あなた、ダヒさんと会ったことがありますね?
そのとき……どんな話をしたんですか?」
問いかける声は静かだったが、その瞳には一片の迷いもない。
まるで相手の心の奥を覗き込むような鋭さがあった。
女性は唇を震わせながら、何かを言いかけて――言葉を飲み込む。
部屋の中に、重い沈黙が落ちた。
その頃、遠く離れた場所で、サンホとダヒは顔を青ざめさせていた。
「……まさか、ソニョンがそこまで動くなんて。」
サンホの額に汗がにじみ、ダヒは不安げに唇を噛む。
二人にとって、ソニョンのこの“大胆すぎる一手”は完全に想定外だった。
「どうするの? もしあの娘が全部話したら……!」
「黙ってろ。あいつが真実を掴む前に、手を打つしかない。」
しかし、すでに遅かった。
――秘められたものは、いつか必ず明るみに出る。
それが、避けようのない現実だった。
そして今まさに、
“真実”という名の光が、長く閉ざされた闇を貫こうとしていた。
【愛を抱きしめたい-あらすじ-89話~92話】
愛を抱きしめたい あらすじ 89話
サンホが――パパ製菓を陥れようとしている。
その疑いが、ついに確信へと変わる時が来てしまった。
けれども、ソニョンは最後の最後まで、彼を信じたかった。
「夫である以上、きっと理由があるはず……。」
そう自分に言い聞かせ、心の中で何度も“信じる”という言葉を繰り返した。
けれど、その想いは虚しく砕け散る。
綿密な調査の末に明らかになったのは、
サンホこそが“内部告発者”だったという、逃れようのない事実。
「……あなたが、やったのね。」
報告書を握る手が震える。
言葉を発した瞬間、心の支えが音を立てて崩れていくのを感じた。
息が詰まり、視界がぼやける。
涙も出ない。
ただ、空っぽになった心に、乾いた笑いだけが残った。
「ふふ……そう。そういうことなのね……。」
その笑みは、悲しみを超えた哀しさだった。
壊れてしまった心が、無理に“平静”を装っているような笑み。
ソニョンのその姿を見て、サンホは息を呑んだ。
「な……なんだ、その顔……。」
恐怖とも困惑ともつかない声が漏れる。
彼にとって、それは“妻”ではなく、“何か別の存在”に見えた。
ソニョンの中では、もう何かが終わっていた。
愛も、信頼も、そして理性さえも。
一方そのころ――。
ヘインはサンホを追い続けていた。
手に入れたのは、一枚の封筒。
中には、サンホの不正を裏づける決定的な資料が詰まっていた。
「これを……ウニに渡さなきゃ。」
震える手で封筒を差し出すヘイン。
ウニはそれを受け取ると、無言で深く頷いた。
同じころ、ミンスもまた、サンホの“過去”を探っていた。
調べを進めるうちに、彼が孤児院で育ったという事実に行き着く。
「孤児院……そこに、何かがある。」
ミンスはすぐにその施設の院長と連絡を取り、面会の日取りを決めた。
電話の向こうで院長が静かに言う。
「……あの子のことを知りたいんですね。」
その声には、言葉にできない重みがあった。
まるで、長い年月封じ込めてきた“秘密”が、今まさに開かれようとしているかのように。
ミンスは受話器を置き、深く息を吐いた。
――過去を知ることで、未来は救われるのか。
それとも、さらなる悲劇が始まるのか。
その答えを握るのは、孤児院の院長ただ一人だった。
愛を抱きしめたい あらすじ 90話
ミンスは重い空気の中、孤児院の院長と向かい合っていた。
手のひらは汗ばみ、胸の鼓動がはっきりと聞こえる。
その緊張を悟らせまいと、深呼吸してから静かに口を開いた。
「……サンホさんのことを、教えてください。」
院長は少し目を伏せ、長い沈黙のあとに口を開く。
「あなたがどこまで知っているのかは分かりませんが……。
彼と“もう一人”は、昔から深い繋がりがあったんです。」
「もう一人……?」
「――ダヒさんですよ。」
その瞬間、ミンスの表情が固まった。
時間が止まったように、空気が重くのしかかる。
「二人は同じ孤児院で育ちました。
そして……誰よりも強く結びついていた。
彼女は、サンホにとって“ただの同僚”ではありません。」
院長の声は穏やかだったが、その内容は鋭い刃のように心を刺した。
想像を超える真実に、ミンスは言葉を失い、唇を震わせた。
「……そんな……嘘だ……。」
覚悟していたはずの現実は、想像以上に重く、冷たかった。
一方そのころ、ダヒは相変わらず自分の殻に閉じこもっていた。
罪悪感も反省もなく、
ただ他人を貶めることで自分の存在を保とうとしていた。
彼女はまたしても嘘を広め、ウニを困らせていた。
「もうやめて、ダヒさん。会社を混乱させて何がしたいの?」
ウニの声は怒りというより、悲しみに近かった。
けれども、ダヒは冷笑を浮かべて言い返す。
「あなたに何が分かるの? いつも綺麗ごとばかり。」
その言葉に、ウニの胸が締めつけられた。
どんな言葉をかけても、彼女には届かない――。
そう悟った瞬間、ウニは静かに背を向けた。
そして夜。
ソニョンは、自宅のテーブルに二人分の食器を並べていた。
ゆっくりとワイングラスを磨きながら、
その瞳はどこか遠くを見つめている。
「……この食卓で、すべてを終わらせる。」
彼女が招いた客は二人。
ひとりは――夫、サンホ。
そしてもうひとりは――ダヒ。
緊張と予感が入り混じる夜。
サンホは不機嫌そうに座り、ダヒは不安げに視線を泳がせる。
二人の間に漂うのは、どこまでも重たい沈黙。
そして、ソニョンがゆっくりと口を開いた。
「……あなたたち、いつから知り合いだったの?」
その声は静かだった。
けれども、言葉の裏には確固たる確信があった。
サンホの手が止まり、ダヒの表情が凍る。
二人の視線が交錯した瞬間、
まるで時が止まったかのように部屋が静まり返った。
ついに、隠された真実が語られる時が来たのだった――。
愛を抱きしめたい あらすじ 91話
ソニョンは、テーブルに並べた料理を見つめていた。
すべてが完璧だった――味も盛り付けも。
ただ、そこに“愛”だけがなかった。
目の前にはサンホとダヒ。
二人の間に漂う妙な空気を感じながら、
ソニョンは静かにグラスを置くと、ゆっくりと立ち上がった。
「……ごめんなさい。もう、続けられないわ。」
そのまま席を離れ、足音だけが部屋に響いた。
呆然とするサンホとダヒ。
食卓の上では、湯気の立つスープだけが静かに冷めていく。
けれども、ソニョンの心はもう限界だった。
どれだけ問いただしても、サンホの口から出てくるのは――“嘘”。
「あなたって……ここまで腐ってたのね。」
心の奥底からこみ上げる怒りと絶望。
信じたいという想いを踏みにじられた彼女には、
もう涙さえ出なかった。
正直と誠実を信条に生きてきたソニョンにとって、
サンホの存在は、もはや“愛する人”ではなく“裏切りそのもの”だった。
その頃――。
ダヒは懲りもせず、社内の情報を外部へ漏らし続けていた。
会社の信用を失墜させ、損害を与えているという自覚もなく。
だが、ついにその事実がヘインを通じてウニの耳に入る。
ウニはすぐにダヒを呼び出し、静かな怒りを滲ませながら言った。
「もう全部分かっているの。あなたがリークしていたことも。
――どう責任を取るつもり?」
ウニの目は怒りではなく、哀しみに濡れていた。
それでも、ダヒは目をそらし、強がるように笑った。
「責任? そんなの……取る必要ある?」
その一言に、ウニの胸が痛んだ。
“この人はもう戻れない”――そう悟った瞬間だった。
一方そのころ、サンホの携帯が鳴る。
画面に映る名前を見た瞬間、彼の顔色が変わった。
「……院長?」
受話器の向こうから聞こえてきたのは、
穏やかながらも意味深な声。
「ミンスさんが、あなたの過去について尋ねに来ましたよ。」
その言葉に、サンホの全身が凍りついた。
脈が速くなり、手が震える。
「なぜだ……なぜあいつが……!」
声にならない焦燥が喉を詰まらせる。
過去は封じたはずだった。誰にも知られるはずがない、と。
だが、真実は必ず表に出る。
逃げても、隠しても――“宿命”だけは消せない。
サンホは頭を抱え、壁にもたれながら低くつぶやいた。
「……俺の人生は、やっぱりこうなる運命なのか。」
その目には、恐れと絶望、そしてほんの一瞬の“悔い”が浮かんでいた。
愛を抱きしめたい あらすじ 92話
ソニョンは深呼吸をして、二人を見据えた。
テーブル越しに並ぶサンホとダヒ。
どちらも無表情を装っているが、その視線の奥には焦りと恐れが見え隠れしていた。
「……できれば、素直に認めてほしいの。
事実を認めて、心から謝ってくれたら……私の怒りも少しは収まるかもしれない。」
その声は震えていたが、まだ愛情の余韻が残っていた。
ソニョンは最後の望みを託すように二人を見つめる。
けれども――その期待は、あっけなく裏切られる。
「俺は何もしていない。全部誤解だ。」
「そうです、奥様。私はただ指示に従っただけで……。」
嘘。
また嘘。
さらに嘘。
その言葉を聞くたびに、ソニョンの胸の奥で何かが静かに崩れていった。
「……そう。まだ、嘘をつくのね。」
彼女はゆっくりとバッグを開け、中から一台の携帯を取り出した。
そして無言で再生ボタンを押す。
――そこには、二人の会話がはっきりと録音されていた。
裏金、裏取引、そして裏切り。
全てが声として残されていた。
再生が終わったあと、部屋には沈黙だけが残る。
サンホの顔から血の気が引き、ダヒは青ざめてうつむいた。
「もう……何も言い訳できないわね。」
ソニョンの声は冷たく、それでいて哀しみに満ちていた。
「あなたの嘘には、もう付き合えない。
だから――けじめをつけましょう。」
その瞬間、サンホが顔を上げる。
「ま、待て、ソニョン……!」
しかし、彼女の瞳にはもう迷いがなかった。
「離婚します。あなたとは、もう終わり。」
淡々と、しかし決意に満ちた言葉。
長年押し殺してきた感情が、静かに決壊した瞬間だった。
一方そのころ、ミンスもまたサンホの裏の顔を追っていた。
偶然手に入れた社内資料の不審な改ざん。
そこに記された署名の筆跡を見た瞬間、
ミンスは確信する。
「やっぱり……あいつだ。」
ミンスは迷わなかった。
ひとつひとつの取引を洗い直し、証拠を積み重ねていく。
その動きは冷静で、正確で、そして――容赦がなかった。
サンホを追い詰める影が、いま確実に迫っていた。
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