韓国ドラマ チョンウチ(田禹治) あらすじ 5話～7話 ネタバレ
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チョンウチを最終回までネタバレで配信！ BS朝日で放送予定！
キャストと相関図も紹介！視聴率は15.2%の人気韓国ドラマ！
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【前回のあらすじ】
イ・チは、秘書閣に自分の手帳を落としてしまっていた。
それが災いし、女官殺害の犯人として疑われることに。
しかし――。
内侍たちの証言が決め手となり、アリバイが証明され、容疑は晴れる。
奪われた巻物には、一見ただの絵が描かれていた。
だが、その裏には王家の“極秘地図”が隠されていたのだ。
それは――。
かつてホン・ギルドンが発見し、活貧党の一族をユルド国に住まわせる条件と引き換えに、王へ献上した銀脈の在処を示す地図だった。
銀脈を手に入れれば、莫大な富と権力が動く。
マ・スクは勢力拡大の野望を叶えるため、絵の裏の地図を手に入れようと企む。
そして、表具師のチェ工匠を拉致するよう、マ・ガンニムに命じた。
そんな折――。
ついに、イ・チとマ・ガンニムが正面から激突。
戦況はイ・チ優勢。
あと一歩でマ・ガンニムを追い詰められる――その瞬間。
背後から、部下が放った毒矢がイ・チを襲う。
痺れるような痛み。
力が抜け、勝機は一瞬で霧散し、マ・ガンニムを取り逃がしてしまう。
そして、最悪の事態が起きた。
負傷の影響で変装が解け、チョン・ウチ本来の姿が――。
それを、ポングに目撃されてしまったのだ…。
【チョンウチ(田禹治)-あらすじ-5話～7話】
チョンウチ(田禹治) あらすじ 5話
孫を人質に取られ、逃げ場を失ったチェ工匠は、
泣く泣く指示に従い、絵の裏から“地図”を取り出した。
それは――銀脈の在処を示す、王家最大の秘宝ともいえる地図だった。
マ・スクはすぐに、その解読を命じる。
相手は、ホン・ギルドンの血を引く孫娘であり、活貧党の一族――ホン・ムヨン（ナムグン・ミン）。
だが、ホン・ムヨンは額を押さえ、苦しげにうずくまっていた。
原因は、マ・スクが感情を操るために使っている毒虫の影響。
その苦痛のせいで、解読どころではなかったのだ。
「役立たずめ…」
苛立ちを隠さないマ・スクは、さらに多くの毒虫を使い、ホン・ムヨンを完全に支配しようと企む。
一方その頃――。
尚膳のソチルは、瀕死のチェ工匠から、巻物を奪った犯人の名を聞き出していた。
その名は、マ・スク。
ソチルはすぐに動き出す。
だが、その背後には、静かに様子をうかがうチョン・ウチの姿があった。
彼もまた、マ・スクを捕らえるため、ソチルの後を追うつもりだった。
ただし、問題は“内侍の監視”だ。
この目をかいくぐらなければ、動くことすらできない。
そこでチョン・ウチは、ポングの肩に手を置き、軽く術をかけた。
瞬間――ポングの姿が、イ・チに変わる。
「これで、おとりは十分だ…」
チョン・ウチの瞳が鋭く光った。
チョンウチ(田禹治) あらすじ 6話
マ・スクは、容赦なかった。
さらに強い術をかけ、ホン・ムヨン（ナムグン・ミン）の心と体を締め付ける。
「地図を…読め…！」
その声は氷のように冷たく、耳に突き刺さった。
だが、その場に突如、影が差す。
チョン・ウチだ。
「ムヨンを離せ！」
怒声とともに、チョン・ウチは一気にマ・スクへと飛び込んだ。
鋭い一撃――しかし、間に割って入った影があった。
それは…マ・スクを庇ったホン・ムヨンだった。
「なぜ…！」
チョン・ウチの動きが止まる。
その一瞬のためらいが、すべてを変えてしまう。
同じころ、巻物を奪い返すべく、ソチルもマ・スクの屋敷へ向かっていた。
しかし――屋敷はすでに炎に包まれていた。
火の粉が舞い、屋根が崩れ落ちる。
マ・スクは、すでに秘密の通路を使い、煙の向こうへと姿を消していた。
一方、マ・ガンニムは…別の場所でホン・ムヨンの看病をしていた。
彼女は高熱にうなされ、汗に濡れた唇からある名前をこぼす。
「…チョン・ウチ…」
その一言が、マ・ガンニムの胸に黒い炎を灯す。
嫉妬と憎悪が渦を巻き、彼の瞳が鋭く光る。
「いいだろう…」
マ・ガンニムは低く呟くと、決意を固めた。
――チョン・ウチをおびき寄せ、正面から叩き潰す。
それが、彼の唯一の答えだった。
チョンウチ(田禹治) あらすじ 7話
チョン・ウチは、力尽きていた。
マ・ガンニムとの一騎打ち――結果は無惨な敗北。
鎖で縛られたまま、容赦なく川へ突き落とされる。
冷たい水が一気に肺に流れ込み、視界が暗く沈んでいく。
そして、その腕にはもう一人――
イ・チの妹、イ・ヘリョンの姿があった。
必死のもがき。
どうにか水面を割って浮かび上がった二人は、濡れた体を引きずりながら岸へと這い上がる。
荒い息を整える間もなく、チョン・ウチは術を使い、再びイ・チの姿へと変わった。
だが、その変化を見ていたヘリョンの瞳は冷たい疑念を宿す。
「…本当に、兄なの？」
その問いに、チョン・ウチは一瞬だけ答えを詰まらせる。
一方そのころ、ソチルは必死にチョン・ウチの行方を追っていた。
推刷師たちに5000両という莫大な懸賞金をかけ、手当たり次第に情報を集めさせる。
同時に、左議政に圧力をかけ、マ・スクの影も探らせていた。
獲物を追い詰める猟犬のように、包囲網は少しずつ狭まっていく。
その頃――
マ・スクはようやく、ホン・ムヨン（ナムグン・ミン）の口から銀脈のありかを聞き出すことに成功していた。
その顔に浮かぶのは、勝者の笑み。
「これで…すべては我が手に。」
馬を急がせ、銀脈へと向かおうとしたその瞬間――
道の先に、一つの影が立ちはだかる。
その男は、ずぶ濡れのまま鋭い眼光を放っていた。
チョン・ウチだ。
「…どこへ行くつもりだ、マ・スク。」
嵐の前の静けさが、場を包んだ。
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