「この第7話から始まった『大人編』のあまりにも切なすぎるすれ違いに、胸が締め付けられて涙が止まりませんでした。最高視聴率46.1%の大ヒット作『太陽を抱く月』ですが、物語はついに8年後の世界へ!キム・スヒョンくん演じる冷徹な王フォンと、ハン・ガインさん演じる記憶喪失の巫女ウォル(ヨヌ)が、運命の糸に手繰り寄せられるように再び接近していく第7話から第9話。お互いのすぐ近くにいるのに気づけない、あの狂おしいほどの心理戦と、陽明君を交えた新たな三角関係の幕開けに、全私が悶絶しました。今回も管理人の愛のツッコミ全開で、どこよりも詳しく熱く解説していきます!」
【太陽を抱く月 前回のあらすじ】
大王大妃ユン氏が放った恐ろしすぎる黒呪術の毒に侵され、別宮で血を吐いて倒れてしまった世子嬪ヨヌ(キム・ユジョン)。フォン(ヨ・ジング)との涙の別れの後、一度は息を引き取って冷たい土の中へ埋葬されてしまいましたね。しかし、まさかの展開が!国巫ノギョン(チョン・ミソン)が深夜にお墓を掘り返し、ヨヌを棺から救い出していたのです。一時的に仮死状態にする薬で大人の目を欺き、奇跡的に命を救われたヨヌ。しかし、強力な呪術の反動によって、彼女は自分の名前も愛するフォンの記憶もすべて失った「殻の巫女」として生きることになってしまったのでした。
【太陽を抱く月-あらすじ-7話~9話】
太陽を抱く月 あらすじ 7話
[8年後のすれ違いと、雨の中の行列で見つめた横顔]
ヨヌが偽りの死を遂げてから8年の歳月が流れ、時代は少年のフォンから、冷徹で威厳に満ちた大人へと成長した王フォン(キム・スヒョン)の治世へと移り変わっていました。国巫ノギョンは、自身の身を隠すためにヘガク道士の元へ赴く直前、記憶を失ったヨヌに対し「家に怪しい男たちがやってくるかもしれないから、くれぐれも気をつけて」という不穏な警告を残していきます。
その頃、何も知らずに「ウォル」という名で静かに暮らしていたヨヌ(ハン・ガイン)は、王様の行幸(行列)が近くを通るという噂を聞いて、なぜか胸が不思議にワクワクしていました。絶対にそのお姿を一目見たいと、危険を案じる使用人ソルの制止を振り切って行列が通る沿道へと向かうウォル。
降りしきる雨のなか、きらびやかな御輿に乗った大人フォンの横顔が通り過ぎます。フォンはまだ、ヨヌが生きているなんて夢にも思っていません。それどころか、民衆のなかに佇むウォルを見つめるフォンの瞳には、ただただヨヌへの消えない未練と冷たい孤独が宿っているだけでした。しかし、この雨の行列の場には陽明君(チョン・イル)もいたのです!彼は一瞬だけ見えたウォルの顔が、忘れもしない初恋のヨヌに生き写しであることに驚愕し、思わず彼女の後を必死に追いかけてしまうのでした。
感想・解釈
ついに大人になったキム・スヒョンくんの登場ですが、あの冷たい眼差しの中に秘められた悲しみが深すぎて、一瞬で引き込まれました。ウォルがすぐ近くで見つめているのに、気づかずに通り過ぎてしまう演出が切なすぎて胸がキリキリ痛みます。
太陽を抱く月 あらすじ 8話
[籠のなかの暗黒記憶と、市場で差し伸べられた手]
宮殿へ戻るようにという王室からの執拗な命令をノギョンが断り続けた結果、最悪の報復がウォルを襲います。観象監の役人たちによって、ノギョンの愛娘とされているウォルが身代わりとして強引にラッチされてしまったのです。ウォルは乱暴に籠の中に閉じ込められ、叫び声をあげられないように猿ぐつわまで嵌められた状態で、都へと強制連行されていきました。
ちょっと役人たちよ、そんな綺麗なヒロインに対して扱いが乱暴すぎるでしょ(笑)!
暗く狭い籠に閉じ込められた恐怖のなかで、ウォルの脳裏に、かつて失われたはずの「ある恐ろしい記憶」が突如としてよみがえります。それは、自分が真っ暗な木の箱(棺)の中に閉じ込められ、息ができずに泣き叫んでいたという、壮絶な生前最期の記憶でした。自分のものであるはずがないと激しく混乱するウォル。その後、なんとか都の市場で隙を突いて籠から脱出したウォルでしたが、追っ手に囲まれて大ピンチに陥ったその瞬間、またしても陽明君が颯爽と登場し、彼女の手を引いて鮮やかに助け出してくれるのでした。
感想・解釈
棺の記憶がフラッシュバックするシーンは、見ているこちらも息が詰まるほどの緊迫感でした。そして何より、ここぞという時に必ず現れてウォルを救ってくれる陽明君の優しさに、不覚にもキュンキュンが止まらなくなっちゃいます。
太陽を抱く月 あらすじ 9話
[御所の謎の美女と、フォンの心に灯る厄除けの月]
夜な夜な原因不明の重病と悪夢に苦しむ王フォンのため、観象監のナ・デギルは、王の寝所に夜間だけ邪気を吸い取る「人間厄除けの巫女」を極秘で配置することを決定します。その役目として連れてこられたウォルは、眠るフォンの額にそっと手を当てて呪文を唱えますが、その瞬間にフォンがパッと目を覚ましてしまいます。
不審な美女が目の前にいることに激怒したフォンは、「一体お前は誰の指示でここにいる!」とウォルを激しく問い詰めます。異変を察知して寝室に駆け込んできたナ・デギルは、ウォルが不敬にも王の尊体に触れたことを知り、激怒して彼女を罪人扱いとして小さな一室に監禁し、即座に追放するよう冷酷な命令を下すのでした。
実はここ、二人の魂が再び強く結びつくための最大の布石だったんですよね。
フォンは、一瞬だけ見つめ合ったウォルの瞳が、かつてのヨヌの瞳と完全に一致していることに強烈な違和感を覚えていました。彼女が何者なのかを突き止めるため、義禁府のホン・ギュテに極秘でウォルの素性を徹底調査させるフォン。その結果、彼女が政敵ユン・デヒョンの一派とは何の関係もないただの巫女であることが判明します。確信を得たフォンはナ・デギルの更怠をちらつかせて追放を撤回させ、「お前を俺の身代わり巫女(人間厄除けの巫女)として正式に任命する」と宣言し、ウォルを毎夜自分の側に置くことを決意するのでした。
感想・解釈
記憶がなくても、本能でお互いの存在を求め合っているフォンの熱い眼差しがたまりません!「お前はヨヌなのか?」と心の中で叫んでいるかのようなキム・スヒョンくんの圧倒的な目の演技に、次回からの展開が楽しみで身悶えしちゃいました。
