韓国ドラマ 愛を抱きしめたい あらすじ 120話~122話(最終回) ネタバレ

2025年10月11日

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韓国ドラマ 愛を抱きしめたい あらすじ 120話~122話(最終回) ネタバレ!
【ネタバレ注意】『愛を抱きしめたい』最終話まで全話あらすじ・見どころを一挙公開!

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【前回のあらすじ】

ダヒは、ついに自分の罪と向き合っていた。

拘置所の小さな窓から差し込む朝の光を見つめながら、
彼女は静かに呟く。

「……全部、私のせいだった。」

涙は出なかった。
けれど、胸の奥に重く沈む“後悔”の塊が、
彼女の心を締めつけていた。

サンホと過ごした時間。
その中で、自分は何を失い、何を壊したのか。
思い出すたびに息が詰まり、
彼の名を心の中で消し去りたくなる。

「お願い……もう、あの人のことなんて思い出したくない。」

過去を断ち切るように、ダヒは目を閉じた。
ようやく彼女の中に、“贖罪の静けさ”が訪れようとしていた。

一方そのころ、
同じ刑務所の別の区画では、サンホが苛立ちを募らせていた。

机の上には一枚の嘆願書。
それは、娘のヘインが涙ながらに書いたものだった。

――どうか、父を赦してください。
――彼にも、やり直すチャンスを。

ところがサンホは、その手紙を握りつぶすようにして怒鳴った。

「これじゃダメだ! もっと同情を誘うように書けないのか!」

面会室にいた弁護士も、思わず目を伏せた。
彼はまだ、自分が何を失ったのか理解していなかった。

「俺は被害者だ。
 こんな扱い、納得できるか!」

――そう、サンホは“変われない人間”の象徴だった。
檻の中でもなお、外の世界を支配しようとしていた。

そして夜、彼はまたしても愚かな考えに取り憑かれる。

「……脱出してやる。」

どんな手を使ってでも、この屈辱から抜け出す。
そんな危うい執念だけが、彼の心を燃やしていた。

一方、ヘインの前には春の風が吹いていた。
長いトンネルを抜け、ようやく光の射す未来へと歩き出す時が来たのだ。

「ジョンフン、私ね……もう迷わない。」

彼の手を握りしめながら、ヘインは微笑む。
二人はすでに結婚式の日取りを決め、
新しい人生を一緒に歩む準備を進めていた。

その横顔には、サンホの娘としてではなく、
一人の女性としての強さと優しさが宿っていた。

そしてある日、
刑務所の面会室にナ会長の姿があった。
傍らには、アヨンとホヨン。

「お父さん……」

扉の向こう、サンホはゆっくりと顔を上げた。

子どもたちの視線に、何かを感じ取ったのか――
いつものような虚勢はなかった。
ただ、ほんの一瞬だけ、瞳の奥に“迷い”の光が揺れた。

ナ会長は静かに語りかけた。

「罪を認めるのは、弱さじゃない。
 そこから立ち上がることが、本当の強さだ。」

その言葉が、
サンホの心のどこかに、かすかな波紋を残した。

それが後悔なのか、
まだわからない。
けれど――
その波紋が、彼の“最後の救い”になるかもしれなかった。

【愛を抱きしめたい-あらすじ-120話~122話(最終回)】

愛を抱きしめたい あらすじ 120話

数々の嵐を乗り越えてきたパパグループ。
その長い道のりは決して平坦ではなかった。
裏切り、挫折、涙、そして再起――。

それでも、人々の努力と絆が積み重なり、
ついに創業50周年という節目の年を迎えたのだった。

記念本の出版が決まったとき、
社内には自然と拍手が広がった。
ナ会長は感慨深げにその表紙を撫で、
「ここまで来られたのは、みんなのおかげだ」と
静かに言葉を添えた。

ミンスも、長年ともに苦労してきた仲間たちと乾杯を交わし、
グラスの中に揺れる光を見つめながら思った。

――ようやく、本当の意味で“会社”が家族になれた気がする。

その笑顔は、どこか安堵と誇りに満ちていた。

一方、ヘインは静かに荷造りをしていた。

窓際に置かれたスーツケース。
その中には、過去の痛みと新しい未来の両方が詰まっている。

ジョンフンとは婚約まで進んでいた。
彼の優しさに何度も救われた。
けれど、彼女は一人での留学を選んだ。

「今の私には、まだ見つめ直す時間が必要だから。」

別れの空港で、ジョンフンは笑顔を作りながら言った。
「待ってるよ。どれだけ時間がかかっても。」

ヘインはうなずき、小さく微笑んだ。

例え痛みを伴う決断であっても、
“自分で選んだ道”なら、きっと後悔はしない。
そう信じて、彼女はロンドン行きのゲートへと歩き出した。

そしてもう一人、旅立ちを目前にしていた女性がいた。

――ソニョン。

長い闘いを終え、ようやく心が解放された彼女も、
ヨーロッパ支社への赴任を決意していた。
出発を前に、机の上を整えていると、
ノックの音が静かに響いた。

「……ダヒ?」

ドアの向こうに立っていたのは、
かつて彼女の人生を大きく揺るがせた女性――ダヒだった。

その顔には、どこか吹っ切れたような穏やかさがあった。
けれど、その瞳の奥にはまだ、言葉にならない痛みが宿っている。

「どうしても……伝えたいことがあるの。」

彼女はゆっくりと部屋に入ってきた。
そして、二人はしばらく無言のまま見つめ合った。

過去の確執も、苦しみも、
すべてが一瞬にして蘇る。

けれど、その空気の中にあったのは――
“憎しみ”ではなく、“赦しの予感”だった。

愛を抱きしめたい あらすじ 121話

ソニョンがヨーロッパへ旅立ってから、もう4年が経っていた。

飛び立ったあの日、彼女の胸にあったのは――
希望と不安、そしてほんの少しの寂しさ。

けれども、時は流れる。
気づけば、彼女は異国の地で堂々と仕事をこなす
“キャリアウーマン”としての自信を身につけていた。

忙しい日々の中でも、彼女の笑顔はどこか穏やかだった。
過去を思い出すことがなくなったわけではない。
それでも、もう立ち止まることはない。
前だけを見て歩けるようになったのだ。

一方、イギリスに渡ったヘインもまた、大きな変化を遂げていた。

大学で心理学を専攻した彼女は、
驚くほどの集中力で勉強に打ち込み、
優秀な成績をおさめていた。

「人の心が分かる人になりたい」――
その願いが、彼女の原動力になっていた。

静かな図書館で本をめくる横顔には、
以前のような迷いはもうなかった。
穏やかで、自信に満ちた新しい表情。

その姿を遠く韓国で見守っていたウニは、
胸いっぱいの想いでつぶやく。

「心配してたけど……あの子、自分の力でちゃんと前に進んでるのね。」

ウニの目に、あたたかい涙が浮かんだ。
娘に負けていられない――。
彼女もまた、日々の仕事に新たな力を込めていった。

だが、時の流れが優しくなかったのは――サンホだった。

かつて会長の座にまで上り詰めた男は、
いまや冷たい鉄格子の中。

刑務所の中で、彼は何度も問題を起こしていた。
反省するどころか、
怒鳴り声をあげ、独房に入れられてもなお沈黙しない。

「俺をこんなところに閉じ込めるなんて、間違ってる!」

叫ぶたび、虚しい声がコンクリートの壁に反響した。
それでも、誰も答える者はいない。

彼の時間だけが、止まっていた。

そのころ、ヨーロッパのオフィスで。

ソニョンは新しい企画の発表を終え、
拍手を受けながら微笑んでいた。

異国の同僚たちに囲まれ、堂々と立つその姿は、
もうかつての“傷ついた妻”ではない。

――努力と誠実さで道を切り開いた、
一人の女性としての輝きがそこにあった。

窓の外には、やわらかな夕陽。
彼女はその光を見つめながら、心の中でそっとつぶやく。

「過去の痛みも、今の自分を作る一部なのね。」

そして、微笑んだ。

愛を抱きしめたい あらすじ 122話(最終回)

イギリスの空の下、ヘインはまるで別人のように成長していた。
心理学という新しい世界に出会い、人の心の奥にある“痛み”と“希望”を学ぶうちに、
彼女自身の心も癒されていったのだった。

教室でノートを取る彼女の姿には、もうかつての迷いはない。
目には力があり、口元には自信が宿っていた。

――過去を見つめても、未来は変えられる。
彼女はそう信じるようになっていた。

けれど、久しぶりに韓国へ帰国したとき。
ヘインの心は大きく揺れた。

面会室のガラス越しに現れた父――サンホ。
そこにいたのは、かつての威厳も誇りも失った、やせ細った老人のような男だった。

「……お父さん?」

思わずつぶやいた声が震えた。
ヘインはただ、呆然と立ち尽くす。

イギリスにいるとき、彼女は信じていた。
“父はきっと罪を認め、変わってくれる”と。
けれど、現実は残酷だった。

その希望は静かに崩れ去り、
ヘインの中にあった“父への最後の信頼”は、完全に消えた。

一方そのころ、パパ製菓は新しい時代を迎えていた。

ミンスとウニの努力によって、会社は見事に立ち直り、
社員たちの顔にもようやく笑顔が戻っていた。

「もう大丈夫だな。」

ミンスは安堵の笑みを浮かべながら、静かに言った。
そして決断する。

――自分の役目は、ここまでだ。

ウェディングホールの再建を目指して、
再び新たな舞台へと向かう覚悟を固めたのだった。

「今までありがとう、ミンス。」
ウニは涙ぐみながら言葉を紡ぐ。
「あなたがいてくれたから、私もここまで来られた。」

二人は手を取り合い、互いの心を確かめ合う。
苦しみも、別れも、再会も――すべてがこの絆に繋がっていた。

そして、もうひとつの“再生”が静かに始まろうとしていた。

かつてサンホの影に生きたダヒ。
彼女のもとに、思いがけない告白が届いた。

「ずっと君を見てきた。」
そう言ったのはチュンボクだった。

突然の言葉に、ダヒはしばらく言葉を失った。
けれど、その瞳には確かに“温もり”が宿っていた。
もう誰かに依存するのではなく、
一人の女性として愛される――そんな静かな幸福が、
ようやく彼女の手にも届き始めていた。

その一方で、ウジュの胸には一つの決意があった。
何度傷ついても、ソニョンを想う気持ちは変わらない。

「もう一度だけ伝えたいんだ。」

彼はそう言い、ミンスとウニの助けを借りて、
とある場所をセッティングする。

静かな庭園。
夕暮れに灯るキャンドル。
風に揺れる白いカーテン。

ソニョンがそこに現れたとき、
ウジュは少し震える手で小さな指輪を差し出した。

「もう一度、信じてみてほしい。
 僕が、君の笑顔を守るから。」

長い沈黙のあと、
ソニョンの頬を一筋の涙が伝った。

「……ありがとう。もう逃げない。」

そう言って彼女は、ウジュの腕の中にそっと身を委ねた。

抱き合う二人を、夕陽がやさしく包み込む。
過去の痛みも、涙も、
今この瞬間だけは、すべてが報われたように思えた。

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