韓国ドラマ チュノ~推奴~ あらすじ 22話~24話(最終回) ネタバレ


韓国ドラマ チュノ~推奴~ あらすじ 22話~24話(最終回) ネタバレ
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【前回のあらすじ】
月岳山の夜――。
焚き火が赤々と燃え、山賊たちの笑い声と杯の音が響き渡る。
宴の主催は耳狩りのチャッキ。
主賓は、久々に山に戻ってきたテギル。
豪快な酒と肉が振る舞われる中、テギルの視線はただ一人に注がれていた。
それは笑顔で客をもてなすオンニョン。
しかし、その隣には常にテハの姿があり、二人の間に流れる穏やかな空気が胸を締め付ける。
「……」
杯を手にしたまま、テギルの指がわずかに震える。
その視線の動きを察した仲間たちは、笑いながらもどこか居心地の悪さを覚えていた。
やがて、耐えきれなくなったテギルは、誰にも告げず席を立った。
月明かりに照らされた山の小道を歩き、夜風に当たる。
そこに現れたのはチェ将軍だった。
「また昔みたいな顔になってるぞ、テギル」
言葉少なに、テギルは胸の奥に溜め込んだ思い――
追い続けた女が別の男の隣で微笑む、その苦しみをぽつりぽつりと語るのだった。
翌朝、テハは月岳山を発つ。
目指すは水原、そして漢陽。
だが、その道中――先回りしていたテギルが待っていた。
「俺も行く。道は違っても、目的は同じだ」
短く告げ、二人は無言のまま並び歩き出す。
しかし、その頃、左議政の命を受けた官軍が向かった水原の屋敷では、
テハの旧知・ハンソムが何かを待ち構えていた…。
一方、遠く離れた場所では、オッポク率いる奴婢団が迫る決戦に備え、
銃の手入れと射撃練習に没頭していた。
笑い声も混じる訓練場――。
その中で、チョボクは一人、沈んだ表情を浮かべていた。
実は、彼女の嫁入りが決まっていたのだ。
だが、オッポクにはまだ何も告げていない。
言えば、すべてが変わってしまう――その恐れが、チョボクの唇を固く閉ざさせていた…。
【チュノ~推奴~-あらすじ-22話~24話(最終回)】
チュノ推奴 あらすじ 22話
テギルとテハが月岳山を後にして間もなく――
静まり返った山に、異国の影が忍び寄る。
それは清国の武将ヨンゴルテの配下たち。
彼らの目的はただ一つ、王孫・石堅(ソッキョン)の保護だった。
月明かりの下、山中を抜ける影を見つけたのはソルファ。
息を殺して様子を窺い、その足で耳狩りのチャッキのもとへ駆け込む。
「怪しい連中が石堅様を…!」
報告を受けたチャッキの眼が鋭く光る。
月岳山の空気が、一瞬で殺気に包まれた。
一方その頃、テギルとテハは漢陽へ向けて馬を走らせていた。
夜風を切りながら、人けのない野原で休息を取る。
焚き火の前、互いの顔を照らす炎が、少しずつ距離を縮めていく。
追う者と追われる者だった二人の間に、不思議な友情の芽が息吹き始めていた。
「お前、本当にあの女を守れるのか?」
テギルの問いかけに、テハは言葉を選びながらも、
胸の奥に芽生えた迷いと決意を吐き出す。
その言葉には、かつての頑なさが少しずつほどけていく気配があった。
やがてテハは、テギルに協力を求める。
石堅を救う最後の手段――それは鳳林世子に直訴すること。
しかし宮殿では、国王・仁祖が世子に冷たく釘を刺していた。
「石堅の名を口にすることは、それ自体が謀反と同じだ…忘れよ」
一方、テハの動きを読み切っていたチョルンは、暗がりに潜み、
世子とテハたちの密会が終わる瞬間を待ち構えていた。
そして、狭い路地裏で刀と刀が火花を散らす――
闇に響く金属音が、命のやり取りの始まりを告げる。
同じ頃、別の場所ではオッポクら奴婢団が、宣恵庁襲撃の時を迎えていた。
鬨(とき)の声が夜空に響き渡り、奴婢たちの決起が始まろうとしていた…。
チュノ推奴 あらすじ 23話
鳳林世子が静かに席を立った瞬間、
闇の奥で息を潜めていたチョルンの眼が光った。
刹那――刀が鞘走り、殺気が路地を満たす。
「ここまでだ、ソン・テハ!」
鋭い斬撃が闇を裂いた、その時だった。
ドォンッ――!
腹の底を震わせる轟音が夜空を揺らす。
宣恵庁を襲撃したオッポク一派の合図。
炎と煙が上がり、街は一瞬で混乱の坩堝と化す。
その騒ぎに乗じ、チョルンの部下を斬り伏せたテギルとテハは、
互いに無言のまま身を隠し、裏路地を縫うように逃げ続けた。
息を荒げながらも、テギルは昔仲間と暮らしていた宿を目指す。
そこなら、しばし追手の目をくらませられる――そう踏んでいた。
一方その頃、山奥で身を潜めるオッポクは、
仲間とともに次なる指令を待っていた。
だが、その胸中にはじわじわと広がる違和感と恐怖。
「俺たちは本当に、国を相手に戦えるのか…?」
その迷いが顔に影を落とす。
やがて、これまで謎に包まれていた“指令を出す人物”の正体が明らかになる。
オッポクが両班の衣に身を包み、ある屋敷を訪れた先――
そこに座していたのは、左議政イ・ギョンシク。
チョルンの義父であり、朝廷を動かす黒幕だった。
彼は冷ややかに言い放つ。
「戸籍を洗い直し、10万の奴婢を北の築城現場へ送る。
清との戦に備えるためだ」
それは、大規模な推奴計画の宣告だった。
その頃、テハの胸には一つの決意が宿っていた。
――石堅(ソッキョン)を清へ連れて行く。
それは、命を懸けても果たすべき覚悟だった。
チュノ推奴 あらすじ 24話(最終回)
オッポクは血の気も失せる思いで仲間の元へ駆け戻った。
だが、そこで目にしたのは――無惨に横たわる仲間たちの亡骸。
土と血の匂いが混ざる中、彼は膝をつき、絶望の叫びをあげるしかなかった。
一方その頃、テギルは月岳山へ使者を送り、現状を報告する。
しかし山の主・チャッキは首を縦に振らない。
「革命は必要だ。だが、テギルに義理立てする理由はない」
そう突き放す彼だったが、オンニョンがテハの妻であると知ると、
その命だけは守ると約束する。
ただし、チャッキはまだ知らなかった――
自分の傍らにいる少年が、王孫ソッキョンであることを。
そして、テハたちがこの王孫を擁立し、改革を志していることも。
都では、奴婢たちが両班に反旗を翻し、街は火と怒号に包まれていた。
鎮圧できず苛立つ仁祖王。
その耳元で左議政イ・ギョンシクが、冷ややかな声で対策を進言する。
王は彼を信用していなかったが、他に策はなく、受け入れるしかなかった。
その頃、別行動を取っていたテギルは、やがてテハと合流する。
義侠心を見せるテギルに感銘を受けたテハは、彼とオンニョンの再会の場を設けた。
――久しぶりの対面。
視線を交わすだけで、二人の胸には温かくも切ない感情が溢れる。
だが、言葉を重ねるより早く、テギルは二人の前を去った。
その直後、チョルン率いる官軍が襲来。
ヨンゴルテの部下たちは次々と倒れ、ついにテハも深手を負う。
「ここまでか…」と諦めかけた瞬間――去ったはずのテギルが戻ってきた。
形勢は一変。
テギルはチョルンの部下をなぎ倒し、彼に真っ直ぐ言葉をぶつける。
「時代や世の中を恨むのはいい。
だが、人を恨んじゃいけねぇ」
その一言は、刃よりも鋭くチョルンの胸に突き刺さった。
やがて彼は剣を下ろし、心を改める。
こうして、反体制派と権力の戦いは終焉を迎えた。
動乱の時代に生まれ、敵として相まみえたテハとテギル、そしてオンニョン。
三人は命を懸けた戦いの果てに、性別や立場を越えた確かな友情を結んだ。
そして、多くの勇士の犠牲の上に――新たな時代の幕が、静かに開くのだった。