韓国ドラマ チュノ～推奴～ あらすじ 16話～18話 ネタバレ
韓国ドラマ チュノ～推奴～ あらすじ 16話～18話 ネタバレ
チュノ推奴を最終回までネタバレで配信！ BSジャパンで放送予定！
キャストと相関図も紹介！瞬間最高視聴率41.9%の人気韓国ドラマ！
壮大なスケールと緻密な人間ドラマが絡み合い、韓国ドラマ史に残る傑作と呼ばれた本作。
緊迫のアクション、胸を打つ愛、そして裏切りと陰謀が渦巻く物語が、あなたを一気に“チュノ”の世界へ引き込みます。
全話あらすじ一覧とネタバレで、物語の深層までたっぷりとお届けします。
韓国ドラマのあらすじ・ネタバレ・キャスト情報を全話まとめてお届け！
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【前回のあらすじ】
夜空を裂く花火の閃光。
それはテギルたちの合図――山中を駆け抜けるチェ将軍の足音が、冷えた大地に響く。
しかし、その行く手を遮ったのはチョルンだった。
「ワンソンはどこだ！」
荒い息を吐きながら問い詰めるチェ将軍。
だが、チョルンは薄く笑い、「その前に答えろ――誰の命令でテハを狙っている？」と切り返す。
花火の明滅の中で、長槍と刀が激しく火花を散らす。
刹那、チェ将軍の槍が無残に折れた瞬間――
視線の先に、血の気を失ったワンソンが横たわっていた。
一瞬の隙を突かれ、背後からチョルンの刃が容赦なく振り下ろされる…。
一方その頃、オンニョンは市場で見かけたテギルの姿が頭から離れなかった。
悩んだ末、テハに自分の出自を打ち明けようと決心するが、唇は震え、言葉は形にならない。
そんな彼女を、テハは静かに見つめ、労わるように肩へ手を置く。
そして、自らも改革の未来に自信を失い、不安を吐露するのだった。
しかしその裏で――ワンソンを探しに出たチェ将軍までもがチョルンの罠に落ちた。
行方をくらませた二人を探し回るテギル。
だが、チョルンの策略により、すべてはテハの仕業だと信じ込まされる。
炎に包まれていくオンニョンの似顔絵を見つめながら、テギルの胸に復讐の炎が燃え上がった。
その頃、書院では同志を訪ねるため、武官と儒学者が時間差で遠征に出発する。
だが、その道の先――チョルンが冷たい眼差しで待ち構えていた…。
【チュノ～推奴～-あらすじ-16話～18話】
チュノ推奴 あらすじ 16話
書院の静寂を切り裂く鋭い金属音――
テギルの刀先が、オンニョンの喉元へと突きつけられていた。
「この方を…お慕い申しておりました」
震える声で告げるオンニョン。
その言葉に、刀を握る手が一瞬だけ揺らぐ。
刃を突きつける男こそ、かつて心を焦がした想い人。
そして、その彼女を庇うように前へ出るのは――今の夫、テハ。
互いの刀が火花を散らし、視線がぶつかる。
オンニョンを挟んだままの睨み合いは、息を飲むほど長く続いた。
やがて二人は、ここでは終われぬと悟り、場所を変えて決着をつけることを選ぶ。
戦いの中、テハは衝撃の事実を知る。
妻オンニョンが、かつてテギルの家の奴婢だったという過去を――。
その瞬間、テハの胸中から戦意が消え、刀を下ろす。
こうしてテハはテギルに捕らえられ、漢陽へと連行されることになった。
一人、書院に残ったオンニョンは涙をこらえ、託された王孫ソッキョンのことが気にかかり部屋へ戻る。
しかし、そこに彼の姿はない。
誰かに連れ去られたのだ――。
必死の追跡の末、オンニョンは危機一髪でソッキョンを奪い返す。
その頃、テギルとテハは漢陽へ到着。
テギルは捕らえたテハを、チョルンの義父であり権力の中枢にいるイ左議政へと引き渡すが…
そこには新たな陰謀の影が忍び寄っていた――。
チュノ推奴 あらすじ 17話
テハを捕らえ、オ捕校のもとへと連行したテギル。
だが、その瞬間から事態は思わぬ方向へ転がり出した。
なんと、捕らえたはずのテギル自身までもが鎖に繋がれ、
地の底まで響くような過酷な尋問にかけられてしまったのだ。
暗い尋問部屋の扉が軋み、姿を現したのは――チョルン。
その目には冷たい光が宿っていた。
テギルとテハ、二人への容赦ない拷問が続く中、
衝撃の事実が突きつけられる。
チェ将軍とワンソンを殺めた真犯人――それは、チョルン自身だった。
一方その頃、オンニョンとソルファはそれぞれ北へ向かう決意を固めていた。
オンニョンは王孫ソッキョンを背負い、漢陽への道を急ぐ。
だが、その行く手には、王孫を狙う朝廷の厳しい検問が待ち受けていた…。
尋問の中で、意識を失ったかに見えたテギル。
しかしそれは芝居だった。
密かに耳を澄ませ、テハとチョルンのやり取りを盗み聞きし、
オンニョンが王孫を守っていること、
そして朝廷が血眼で二人を追っている事実を知る。
仲間の命を奪ったのはテハではなかった――。
誤解が解けた今、テギルの胸に残ったのはオンニョンへの強い想いだけだった。
「生き延びろ。そして、あいつを守れ」
鎖の中から、テハへと絞り出すように告げる。
そして、処刑を待つテギルの前に現れたのは、清国のヨンゴルテと、
かつて兄貴分と慕ったチョン・ジホ。
金を無心するふりをしながら――
その裏では、二人を救い出すための危険な策が静かに動き始めていた。
チュノ推奴 あらすじ 18話
処刑台に並べられた二つの影――テハとテギル。
冷たい雨が縄を濡らし、首筋を伝う。
テハは静かに天を仰ぎ、己の大義のために死を受け入れる覚悟を固めていた。
一方のテギルは、荒く息を吐き、縄を前にして必死にもがいていた。
「こんな形で終わってたまるか！」
その叫びは、雨音を裂いて響き渡る。
その瞬間――。
官軍の列が不自然に揺れ、轟音と共に武装した一団が雪崩れ込んできた。
先頭に立つのは、官軍の鎧を身に纏ったチョン・ジホ。
鋭い視線で処刑台を一瞥すると、一気に駆け上がる。
「テギル！」
縄が切り落とされ、落下するその刹那――
それを断ったのは、なんとテハの刀だった。
刃が閃き、縄が裂ける音が耳に残る。
テギルは地面に叩きつけられ、息を止めたまま動かない。
ジホがその胸を必死に叩き、荒々しく呼吸を戻そうとする。
やがて、ひゅっと空気を吸い込む音とともに、テギルの胸が上下した。
だが、安堵も束の間――背後から飛来した一本の矢が、ジホの背中を深々と貫く。
「ジホォォォーーッ！」
血の中で崩れ落ちる友を抱き、テギルは雨空に向かって咆哮する。
その声は嗚咽と怒りが入り混じり、処刑場の喧騒を一瞬で塗りつぶした。
だが、悲嘆に暮れる暇はなかった。
背後から迫る足音。銃を構えたオッポクが、無言でテギルを狙っていた。
雨粒が銃口を叩き、指がゆっくりと引き金を絞る――。
同じ頃。
テハはヨンゴルテ率いる清の武官たちに救出され、そのまま馬に飛び乗る。
目指すは驪州。
そこには――命を懸けても守らねばならない女、オンニョンがいる。
馬蹄が泥を跳ね、冷たい風が顔を切り裂く。
テハの瞳には、もう迷いはなかった。