「最終章は涙と興奮が怒涛のように押し寄せてきて、最後は画面が完全に歪むほどの大号泣でした。最高視聴率46.1%という異次元の大記録を打ち立て、今なお伝説として語り継がれる傑作『太陽を抱く月』がついに感動のフィナーレへ!ユン・デヒョン一派の恐ろしすぎる謀反、陽明君が下したあまりにも美しく残酷な決断、そして偽りの月たちの悲しい結末。紆余曲折を経て、ついに太陽と月が本来の場所へと戻る奇跡の結末を、今回も管理人の溢れる愛と涙のツッコミ満載で、どこよりも熱く詳しくお届けします!」
【太陽を抱く月 前回のあらすじ】
ヨヌを隠し部屋にかくまいながら、凄まじい執念とスピードで8年前の真相を暴いていく王フォン(キム・スヒョン)。しかし、ホン・ギュテが命がけで持ち帰った報告によって、事件の黒幕に最愛の妹ミナ公主(ナム・ボラ)が深く関わっていたという残酷すぎる真実を突きつけられてしまいましたね。ミナはヨヌの兄ヨムへの歪んだ愛のために大罪に加担していたのです。自分が妊娠した喜びを報告しにきたミナに対し、フォンは血の涙を流しながら激しく詰問。ミナは涙ながらに罪を認め、ヨムとお腹の赤ちゃんだけは助けてほしいと懇願するのでした。肉親への情と正義の狭間で、フォンの心は激しく引き裂かれていくのでした。
【太陽を抱く月-あらすじ-19話~20話(最終回)】
太陽を抱く月 あらすじ 19話
[市井に響く真実の噂と、絶望の王妃が放つ最後の呪詛]
都の街回りの間では、ある衝撃的な噂が爆発的な勢いで広がっていました。それは、8年前の世子嬪(ヨヌ)の死が外戚ユン氏一派の陰謀によるものであったこと、そして本物のヨヌが巫女ウォルとして生きており、すでに国王フォンの寝殿に入っているという驚愕の真実です。この噂は朝廷の重臣たちを震え上がらせ、一派は噂の出所を突き止めようと血眼になって動き出しますが、時すでに遅し。ユン氏の悪政に怒り心頭の民衆による暴動の気配さえ漂い始めていました。
そんな中、己の地位が完全に崩壊しかけていることを察知した王妃ボギョン(キム・ミンソ)は、フォンに直接事態を訴えようと康寧殿へ向かいますが、そこでフォンとヨヌ(ハン・ガイン)が睦まじく寄り添う決定的な姿を目撃してしまいます。
実の父親(ユン・デヒョン)からも夫である王からも完全に見捨てられたことを悟り、絶望のどん底に叩き落とされたボギョン。彼女は悲しみを行き過ぎた殺意へと変え、宮廷を追われていた前国巫クォン氏を秘密裏に呼び出すと、「星宿庁のトップの座をやるから、ホ・ヨヌを呪い殺せ!」と最悪の命令を下します。ボギョン自らが血を流して生贄となる恐ろしい呪いの儀式が始まりますが、ヨヌの危機を察知した国巫ノギョン(チョン・ミソン)が自らの命を懸けて呪術を跳ね返し、因果応報の恐怖がボギョンを襲うのでした。一方、外戚ユン・デヒョンはついに陽明君(チョン・イル)を新たな王として担ぎ上げ、次の“講武(狩猟にかこつけた武芸行事)”の日に謀反を決行する血塗られた計画を固めていくのでした。
感想・解釈
誰からも愛されず、ただ「偽りの月」として8年間孤独に耐えてきたボギョンが、ついに精神を病んで呪術に手を染めていく姿が本当に哀れで見ていて胸が痛みました。自業自得とはいえ、彼女も格差社会と父親の野心の最大の犠牲者なんですよね。
太陽を抱く月 あらすじ 20話(最終回)
[一触即発の赤い血戦、そして二つの太陽が選んだ悠久の光]
宮殿に最愛のヨヌを一人残していくことなど絶対にできないと、フォンは強く心に誓っていました。彼は血塗られた決戦となる“講武”の日の大波乱を前に、命に代えても彼女を守るため、ホン・ギュテに密命を下してヨヌを宮殿から安全な隠れ家へと極秘で避難させます。ヨヌはフォンの決意を無駄にしないよう、涙を堪えて彼の勧めに素直に応じ、一足先に嵐の宮殿を脱出するのでした。
そして、運命の決戦の日がやってきます。宗廟へと向かうフォンの前に、ジャキジャキと不気味な足音を立てて突如なだれ込んできたのは、ユン・デヒョンが私的に組織した最強の反乱軍の兵隊たちでした!完全に包囲され、絶体絶命のピンチに立たされるフォン。なんと、その反乱軍の先頭に立っていたのは、フォンの実の兄であり、もう一つの太陽である陽明君だったのです。
「その暴君の首を斬れ!」と叫ぶユン・デヒョン。張り詰めたシチュエーションのなか、陽明君はゆっくりと剣を抜くと、あろうことかフォンの首元へと刃を突きつけます。息を呑む護衛武官のウン。一触即発、交戦が始まろうとしたその瞬間、陽明君はパッと踵を返すと、背後の反乱軍に向かって猛烈な勢いで斬りかかったのです!
「ヤンミョン君ー!!最初から裏切るフリをして、フォンと繋がっていたのね(泣)!」
実はこれ、フォンと陽明君が事前に仕組んでいた、外戚一派を一網打尽にするための命がけの囮作戦だったのです。フォンの合図と共に、伏兵の護衛兵たちがドッと押し寄せ、宮廷は一瞬にして血の海の戦場へと化します。激しい戦いの末、悪徳の首領ユン・デヒョンは無残に息絶え、自らの敗北を知った王妃ボギョンもまた、白い布を手に静かに自害を遂げるのでした。
しかし、悲劇はここで終わりませんでした。傷だらけの戦場のなか、陽明君はわざと自らの剣を地面にポイッと落とします。驚愕するフォン。陽明君は心の中で「空に太陽は二つ要らぬ。俺が生きていれば、またいつか国が乱れる。これでいいんだ……」と呟き、残党の放った槍をその体にわざと真っ向から受け止めるのでした。ドサッと崩れ落ちる兄の体を抱きしめ、「ヒョンニム(兄上)!!」と顔をくしゃくしゃにして大号泣するフォン。陽明君は、反乱分子のすべての名前が記された『功臣名簿』をフォンに手渡すと、「あの娘と、民を幸せにせよ……」と美しい笑顔を浮かべ、静かに天へと召されていくのでした。
数日後、すべての嵐が収束し、ヨヌはホン・ギュテに伴われて母と兄ヨム(ソン・ジェヒ)が待つ懐かしい我が家へと涙の生還を果たします。そして、自責の念から食事を拒否してボロボロ泣いていたミナ公主の元へ赴き、「生きてください。生きて、お兄様と生まれてくる子供に生涯をかけて償ってください」と優しく食事を差し伸べ、全てを赦す男前な優しさを見せるのでした。
そしてついに、太陽と月は本来の場所へ――。ヨヌは正式に美しい王妃として宮殿に迎えられ、フォンと結ばれます。数年後、ヨヌの誕生日。フォンは彼女を喜ばせようと内官ヒョンソンから秘密裏にカヤ琴(韓国の伝統琴)を習って演奏しようとしますが、ポロンと不格好な音を立ててあえなく大失敗!テヘヘと照れるフォンでしたが、カヤ琴の代わりに、ヨヌを愛おしそうに引き寄せると、深く優しいキスを何度も交わすのでした。
感想・解釈
13年前のあの悲劇の夜から、多くの尊い犠牲を払いながらも、ついに最高のハッピーエンドへと辿り着いたフォンとヨヌ。陽明君の切なすぎる最期には画面が見えなくなるほど大号泣しちゃいましたが、ラストのフォンのツンデレで可愛いカヤ琴の失敗シーンに、最高にキュンキュンして心がポカポカ温まりませんでしたか?最高視聴率46.1%という数字が納得の、韓国時代劇の歴史に輝く本当に素晴らしい大傑作でしたね!
