第28話から第30話までの展開は、チョン・ナンジョンと文定大妃が私腹を肥やすために都の井戸へ毒を撒き散らすという狂気の『人工的な偽装疫病パニック』が勃発し、それに加担するテウォンと、命がけで民を救おうとするオクニョの決定的な決別、そして拉致されたオクニョの救出劇まで、ハラハラと怒りが100%限界突破してテレビの前で息を呑みっぱなしでした!最高視聴率22.6%を誇る巨匠イ・ビョンフン監督の歴史大作『オクニョ 運命の女(ひと)』。悪女たちの化けの皮を剥ぐための命がけの頭脳戦、地上波やBSでの再放送など今後の放送予定をチェックしているファンも絶対に見逃せない中盤最大のクライマックスを、今回も管理人の熱い愛とツッコミ満載でお届けします!
【オクニョ(運命の女) 前回のあらすじ】
占いの才能を武器に最底辺の奴婢から奇跡の大逆転を果たし、都の官庁「昭格署(ソギョクソ)」の道流として堂々の凱旋帰還を果たしたオクニョ。しかし、再会したテウォンは文定大妃の懐刀となり、「科挙の答案用紙(シジ)の独占販売」という非情な錬金術で私腹を肥やす怪物へと変貌を遂げていましたね。オクニョは、正体を隠して調査に来ていた若き王・明宗(ミョンジョン)に対抗策を相談。一方、小悪党ジョンフィが盗み出しナンジョンを介して大妃の元へ渡った実母ガビの遺品(髪飾り)を見た文定大妃は、幽霊でも見たかのように顔面を蒼白にして恐怖に震え上がるのでした。
【オクニョ(運命の女)-主要キャスト-登場人物】
- チン・セヨン (オクニョ役)
監獄で生まれた天才少女。頭脳明晰で天賦の才能を持ち合わせ、明るく聡明。昭格署で働きながら、街を襲う偽の疫病の陰謀に気づき、テウォンやナンジョンと真っ向から対立していきます。 - コ・ス (ユン・テウォン役)
腕っぷしが強く頭脳明晰な男性。平市署の権力を使って大妃の資金集めに奔走。科挙の紙利権に失敗した焦りから暴走するも、オクニョの冷徹な言葉に激しく猛省し始めます。
脚本: チェ・ワンギュ 「朱蒙(チュモン)」
演出: イ・ビョンフン 「宮廷女官チャングムの誓い」 , チェ・ジュンギュ「馬医」
実績: 2016年度作品 平均視聴率17.3% 最高視聴率22.6%
【オクニョ(運命の女)-あらすじ-28話~30話】
オクニョ あらすじ 28話
[王命による科挙の中止、テウォンの焦りと増税の暴挙、そしてオクニョが下した『がっかり』の鉄槌]
第28話は、テウォンが企んでいた「科挙の答案用紙の独占販売」という汚い錬金術の崩壊から幕を開けます。テウォンが裏で仕組んだ計画を事前に察知した明宗(ミョンジョン)王(ソ・ハジュン)は、なんと試験そのものを中止するという超強硬手段を発令!利権を握っていた紙は一瞬にしてただの紙クズ同然となり、テウォンの目論見は水の泡となります。
テウォンは夢にも思っていませんが、王様にこの裏工作をすべてフランクにぶちまけて密告したのは、他ならぬオクニョだったのです(笑)!
資金調達に失敗し、文定(ムンジョン)大妃(キム・ミスク)の逆鱗に触れて焦るテウォンは、保身のために全国の弱い商団が国に納めるべき税金を無理やり跳ね上げるという非情な増税の暴挙に手を染めてしまいます。一方、昭格署で働き始めたオクニョは、まだ国に何の災いも起きていない平和な時期であるにもかかわらず、署長が慌ただしく国家規模の「災い払いの儀式」の準備を進めている不気味な違和感を察知。
もどかしさに耐えかね、自分の行動を突き放すオクニョの元へ直接真意を尋ねにやってきたテウォン。そんな彼を、オクニョは悲しみの入り混じった冷徹な瞳で見つめ返し、「いつからそんな浅ましい人になってしまったのですか?いまのあなたのやり方は、ただただがっかりです」と痛烈な本音を突きつけます。この言葉を聞いた瞬間、テウォンはまるで頭を殴られたような凄まじい衝撃を受け、商団の父貴分ジェミョンの命がけの忠告も脳裏をよぎり、自らの汚い暗黒の行動をようやく激しく猛省し始めるのでした。
感想・解釈
あんなに正義感に溢れていたテウォンが、出世欲のために弱い商人を泣かせる姿にはがっかりでしたが、オクニョのド直球の「がっかりです」の一言でフリーズして反省し始める姿には、まだ良心が残っているとホッとしました。しかし、何もないのに儀式の準備をする昭格署の裏で、不穏な大事件の足音が聞こえてきます。
オクニョ あらすじ 29話
[悪魔の井戸への毒投入パニック、ナンジョンの薬草買い占め商戦、そしてシネの狂気の拉致工作]
第29話は、あの強欲な文定大妃とチョン・ナンジョン(パク・チュミ)が仕掛けた、神をも恐れぬ悪魔の「自作自演大サギ劇」が勃発します。一度は資金集めに失敗したものの諦めきれない大妃様は、なんとナンジョンに命じて都中の主要な井戸へ一斉に怪しい毒(汚染工作)を撒き散らさせました。当然、何も知らない罪のない民衆がその水を飲めば、バタバタと謎の体調不良で倒れていき、街は一瞬にして恐怖のパニックに陥ります。
大妃様はすかさず「呪われた疫病が流行り出した!」と大騒ぎし、息子の明宗王の元へ乗り込んで「これは王であるあなたの不徳が原因です!」と激しく非難。心優しい明宗は深く傷つき、民の不安を静めるために国家的な祭儀を行うことを決定。これこそが、あの昭格署があらかじめ準備していた儀式の正体だったわけです。
さらに実行犯のナンジョンは、パニックに乗じて疫病に効くとされる特定の『薬草』を市場で強制買い占め、超高値で売りさばくという血も涙もない悪魔のビジネスを開始したのよ(激怒)!
人が苦しむほど黄金で潤う仕組みに、テウォンもさすがに激しい不快感を隠せず、大妃やナンジョンから「このパニックを利用して金をかき集めろ」と言われてあからさまにブレーキをかけ始めます。ところがその頃、オクニョには別の怪しい危機が到来。ジホン(チェ・テジュン)がオクニョと強い絆で結ばれていることに狂気的な嫉妬を爆発させたナンジョンの娘シネ(キム・スヨン)が、裏の者を雇ってオクニョを白昼堂々、拉致監禁するという暴挙を敢行!
一方、一向に収束しない疫病に不審を抱いたオクニョたちのためにジホンが男気を見せ、ナンジョンが独占していた薬草を運ぶ秘密の密輸船に命がけで乗り込み、その薬草をすべて力ずくで強奪するという大勝負に出るのでした。
感想・解釈
お金儲けのために井戸に毒を撒いて疫病を偽装するなんて、文定大妃とチョン・ナンジョンの外道っぷりには怒りで脳の血管が千切れそうになりました(怒)!そしてシネの逆恨みによる拉致。女の嫉妬の執念は本当に恐ろしいですが、そこへ漢気を魅せて薬草を奪い取るジホン様が最高に格好いいです!
オクニョ あらすじ 30話
[ジホンの薬草強奪リベンジ、ナンジョンのオクニョ抹殺命令、そして暴かれた実母殺しの真実]
第30話は、正義の知略と悪女の執念が正面から大激突する、中盤戦最大の最高潮!シネに拉致されたオクニョでしたが、彼女の利用価値に目を光らせていたナンジョンが介入したことで間一髪で殺害を免れ、救出されます。しかし、ジホンとオクニョの見事な連携プレイによって、自らが独占して価格を吊り上げていた大切な薬草をすべて一瞬にして奪い去られたことを知ったナンジョンは、般若のような顔で激しい憎悪の炎を大バースト!「あの忌々しい小娘が、私の完璧な金儲けの計画をぶち壊した!絶対に生かしてはおかぬ!」と、ついにオクニョの明確な「抹殺(暗殺)命令」を部下たちに下すのでした。
しかし、オクニョに涙ながらに諭され、完全に本来の優しさと正気を取り戻したテウォンが、オクニョの危機を知って必死に動き出します。「あなたのそんな醜い姿は見たくありません」というオクニョの言葉が胸に刺さっていたテウォンは、ついに父親ウォンヒョンや大妃様を裏切る覚悟を固め、自らの命をかけてオクニョを守るための戦いへと回帰。
さらにオクニョの執念の調査により、この偽装疫病の動かぬ証拠(毒の成分)が暴かれ、報告を受けた明宗王は激怒!ナンジョンを宮廷に呼び出し、厳しく糾弾して奈落の底へ突き落とす厳罰処分へと踏み切ります。
ですが、当のオクニョの心は、もはや疫病の解決どころではありませんでした。なぜなら、オクニョの亡くなった実母の親友であった元女官(ハン尚宮たち)の証言により、母ガビが非業の死を遂げた本当の原因が、20年前の宮廷の政変において、他ならぬあのユン・ウォンヒョンの執拗な追跡と暗殺工作のせいだったという、あまりにも残酷な新事実が突き止められたからです!「恩師パク・テス様だけでなく、私のお母さんまで、あの男の手によって命を奪われていたなんて……!」血の滲むような真実を知った瞬間、オクニョの胸の奥底で、すべてを灰にするほどの凄まじい復讐の炎が爆発。『心は熱く、でも頭はどこまでも冷徹に……』。母の無念を完璧に晴らすため、静かに復讐の爪を研ぐオクニョの姿は、ゾクゾクするほど強くて美しいものでした。
読者への問いかけ
毒ででっち上げられた偽の疫病騒動をオクニョの知略とジホンの剣で打ち破り、ついに実母ガビを殺した不倶戴天の敵がユン・ウォンヒョンであることを突き止めた第30話!さらに、オクニョへの愛のためにテウォンが「正義の男」として完全に覚醒した瞬間は、胸のバクバクと感動が100%限界突破して叫ばずにはいられませんでしたよね♪みなさんは、この因果応報のキャットファイトと、いよいよ王女としての血統の証明へと近づくオクニョの運命に、興奮が止まらなくなりませんでしたか?
