『金を残すのは下手のすること、人を残すことこそが上手のすることである』――BS11での放送時にも大反響を呼び、今なお『全ビジネスマンが人生のバイブルにすべき不朽の名作』と語り継がれる歴史大河ドラマ『商道(サンド)』。あの『宮廷女官チャングムの誓い』や『イ・サン』を世に送り出したヒットメーカー、イ・ビョンフン監督が、最高視聴率33.1%を叩き出して歴史に名を刻んだ名作です。今回は、奴婢(ぬひ)の身分から国一番の豪商へと登り詰め、最後には自分の全財産を民のために投げ打った伝説の偉人イム・サンオクと、彼の周りを取り巻くキャスト&人間関係を、管理人の熱い愛とツッコミ満載で徹底解説していきます!
【商道(サンド)-あらすじと概要】全50話
時は朝鮮王朝時代、19世紀初頭。貧しいながらも実直な青年イム・サンオク(イ・ジェリョン)は、父の果たせなかった悲願である「訳官(通訳官)」を目指し、日夜猛勉強に励んでいました。しかし、夢は脆くも崩れ去ります。商売の利権を独占しようとする巨大勢力の陰謀に巻き込まれ、最愛の父親は無実の罪で処刑、サンオク自身も重罪人として最底辺の身分である「官奴婢(国に仕える奴隷)」へと落とされてしまうのでした。
過酷な境遇のなかで絶望に打ちひしがれるサンオクでしたが、そこで様々な商人や人生の師と出会い、商売の本質を学び取ることで豪商への道を一歩ずつ歩み始めることになります。やがて卓越した先見の明と、命がけの商取引で頭角を現した彼は、朝鮮全土の流通を支配する「湾商(マンサン)」のトップとして巨財を成していくのです。
低い身分でありながら、その高潔な人格と功績を認められ、宮殿より「副使」という異例の地位を名誉授与されたサンオク。苦難を乗り越えながら、民のために、そこは世の中のために自らの巨財をすべて使い果した彼の生き様と商道哲学は、後の世代にまで語り継がれる偉大な伝説となりました。
【商道(サンド)-主要キャスト-登場人物】
イ・ジェリョン (イム・サンオク役) / 伝説の商人、湾商(マンサン)
低い身分に生まれ、陰謀によって奴婢にまで落とされたが、物売りから始めて朝鮮一の富を築くまでとなった本作の主人公。「商売とは、金を稼ぐのではなく人の心を掴むことだ」という哲学を持ち、自分利自分欲を激しく嫌います。手に入れた巨財はすべて民と世の中のために使い、宮殿より副使の地位を与えられた、後世に語り継がれる偉人です。
ツッコミ:サンオクのどんな苦難にも屈しない誠実な生き様、本当に格好よすぎて心が洗われます(笑)!目先の利益に一切目をくれず、ひたすら信義を貫くイ・ジェリョンさんの説得力ある名演には、毎回見ながら背筋が伸びる思いがしちゃいます。
キム・ヒョンジュ (パク・タニョン役) / 松商(ソンサン)の大行首
容姿端麗で、男勝りの天才的なビジネスセンスを持つ、ライバル商団「松商」の大行首。サンオクとは様々な紆余曲折を経て商売のライバルとして火花を散らしますが、彼の誠実な人間性に触れるうちに、いつの間にか心の底から惹かれ合い、お互いにとって最も大切な人になっていきます。
共感:わかる〜!タニョンさんの凛とした美しさと、恋と仕事の間で揺れ動く切ない眼差しが本当に健気でたまらないんですよね。宿敵の娘というあまりにも過酷な立場が、二人のロマンスをさらに切なくさせて胸がキリキリ痛みます。
イ・スンジェ (パク・チュミョン役) / 松商の大房、タニョンの父
サンオクの前に大きく立ちはだかる、松商の最高権力者(大房)。サンオクの高潔な商道とは対照的に、「商売とは金儲けであり、勝者だけが生き残る」と信じ、冷酷に利益だけを追求します。国一番の富豪になろうと激しい野心を抱き、目的のためなら手段を選ばない執念の男です。
伏線指摘:実はこのチュミョンという圧倒的な巨悪がいるからこそ、サンオクの「正しい道」がより一層輝きを増すという、物語に緊張感を与える最高のライバルなんですよね。演じるイ・スンジェさんの迫力ある悪役ぶりは、まさに圧巻の一言です!
<物語を熱く盛り上げる湾商・松商の出演者たち>
パク・イナン (ホン・ドゥクチュ役) / 湾商の都房、サンオクの師
サンオクに商売のイロハを叩き込み、彼の才能をいち早く見抜いて道を開いた、湾商のトップであり最大の恩師。彼の残した「商人は金を残すな」という教えが、サンオクの人生の軸となります。
チョン・ボソク (チョン・チス役) / 松商の大行首、元湾商
かつては湾商に身を置きながらも、己の野心のために松商へと寝返り、サンオクを幾度となく窮地に追い込む嫉妬に狂った男。彼の底なしの執着心と裏切りのドラマは、後半に向けてハラハラを限界突破させます!
ナ・ムニ (ハン氏役) / サンオクの母、塩売り
夫を亡くし、息子が奴婢に落とされるという絶望のなかでも、塩を売りながら懸命に家族を支え続けた、強くて優しい朝鮮のお母ちゃんです。
【商道(サンド)-相関図】
「利を追う松商」と「義を重んじる湾商」。そして朝廷の権力者たちや清国の商人までが複雑に絡み合う、この緊迫した蜘蛛の巣のような人間関係!この相関図を見ながらドラマを追いかけると、二大商団の命がけのマネーゲームと心理戦のハラハラ度が200%アップすること間違いなしです!

<スタッフ>
脚本:チェ・ワンギュ 「ホジュン〜宮廷医官への道〜」「オールイン」「朱萌(チュモン)」
演出:イ・ビョンフン 「大宮廷」「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」「同伊(トンイ)」「馬医」
注目:時代劇の神様イ・ビョンフン監督が、緻密なストーリーテラーのチェ・ワンギュ氏とタッグを組んだ初期の最高傑作!どん底から一歩ずつ這い上がっていく緊迫したテンポの良さは、一度見始めたら睡眠不足確定の面白さです。
<韓国ドラマ 商道(サンド) 全話一覧>
どん底の奴婢時代から、ライバルたちとの冷徹な頭脳戦、伝説の「人参焼き事件」、そして誰もが涙を流した感動の最終回まで、すべてのストーリーの詳細なネタバレ解説へはこちらの全話一覧から一気にジャンプできます♪
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