韓国ドラマ 家族なのにどうして あらすじ 34話~36話 ネタバレ

2025年10月13日

韓国ドラマ 家族なのにどうして あらすじ 34話~36話 ネタバレ!
家族なのにどうしてをネタバレで最終回まで配信! BSジャパンで放送予定!
キャストと相関図も紹介!最高視聴率は44.4%の人気韓国ドラマ!

【ネタバレ注意】『家族なのにどうして』最終話まで全話あらすじ・見どころを一挙公開!

BS11で日本放送予定!キャスト・相関図も完全網羅
平均視聴率14.2%を記録した話題の韓国ドラマを徹底紹介

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【前回のあらすじ】

【家族なのにどうして-あらすじ-34話~36話】

家族なのにどうして あらすじ 34話

ミス・コの言葉が、耳の奥で何度も響いていた。
――「スンボンさんには、あと3か月しかないの。」

ガンジェは拳を握りしめ、冷たく言い返した。
「そんな話、関係ありません。
 3か月後に再婚するなら勝手にすればいい。
 ……家族をかき乱すようなことは二度と言わないでください。」

ミス・コの目がかすかに揺れた。
「あなたは……本当に冷たい人ね。」

「医者ですから。」
ガンジェはそう言い残し、背を向けた。
その声の奥に、かすかな震えがあった。

翌日。
ガンジェは父のもとを訪ねた。
豆腐屋の湯気が白く立ちこめる中、
スンボンはいつも通りの笑顔で迎えた。

「どうした?珍しいな、こんな時間に。」

ガンジェは淡々と切り出した。
「ヒョジンとニューヨークに行きます。1年は戻りません。」

スンボンは少し驚いたが、すぐに笑って言った。
「いいじゃないか。世界を見てこい。」

けれどもガンジェは続けた。
「……その間に再婚しても、構いません。
 チャ家には戻るつもりもありません。」

スンボンの笑顔がわずかに曇った。
だが何も言わず、
ただ「気をつけて行け」とだけ答えた。

冷たい別れの言葉が、互いの胸に刺さった。

一方その頃、ガンシムにも試練が訪れていた。
会長からの呼び出し――そして一言。

「一週間の自宅謹慎だ。」

ガンシムは驚き、言葉を失った。
理由はわかっている。
父・スンボンが会社のロビーでテジュに掴みかかり、
社内を騒がせたからだ。

家に帰ると、家族が一斉に問い詰めてくる。
「どうしたの? 仕事は?」
「またお父さん、何かやらかしたの?」

ガンシムは静かに笑って答えた。
「……全部、お父さんのせいよ。」

その声には怒りよりも、
どこか寂しさが滲んでいた。

病院では、ガンジェが末期のVIP患者の担当にあたっていた。
病室の窓から光が差し込む。
患者は弱々しい笑みを浮かべ、
「娘の結婚式までは、どうしても生きていたいんだ」と言った。

院長はその後ガンジェに言った。
「式までもたせろ。頼んだぞ。」

だがガンジェは首を振る。
「結婚式は……早めたほうがいいと思います。」

その言葉に、院長は一瞬沈黙した。
彼の声はどこか他人事のようだった。

その日の夕方。
病室を出ようとしたガンジェに、
患者が穏やかな声で話しかけた。

「先生、あなたのお父さんは幸せですね。
 あなたのような息子がいて……羨ましいよ。」

その瞬間、
ミス・コの言葉が蘇った。

――“スンボンさんには、あと3か月しかない。”

心臓が早鐘を打つ。
ガンジェは急いで車に乗り込み、
ハンドルを握る手が震えていた。

夜。
チャ家の灯りがまだついていた。
スンボンは豆腐屋の奥で帳簿を見つめていたが、
息子の姿を見ると穏やかに微笑んだ。

「なんだ、行く前に顔を見せに来たのか?」

ガンジェは何も言わず、無言で父の机に目をやった。
そこに並んでいる薬瓶。
見慣れたはずの処方名が、
彼の専門的な知識を凍らせた。

手に取った瞬間、息を呑む。

「……まさか。」

処方は――
末期がんの疼痛緩和用モルヒネ。

手が震え、瓶を落としそうになる。
スンボンはそんなガンジェを静かに見つめていた。

何も言わず、ただ穏やかに微笑みながら。

家族なのにどうして あらすじ 35話

ガンジェの手が震えていた。
机の上に並ぶ薬瓶。そのラベルを見た瞬間、
医師としての知識が“最悪の真実”を突きつけた。

――モルヒネ系鎮痛剤。
末期がん患者にしか処方されない薬。

「……まさか。」

呼吸が荒くなる。
ガンジェは薬瓶を握りしめ、父の部屋へ飛び込んだ。

「お父さん!」
「なんだ、そんな怖い顔して。」

スンボンはいつものように穏やかに笑っていた。
けれどもガンジェの目には、その笑顔が痛々しく映った。

「この薬、なんで飲んでるんだ!」

問い詰める息子に、スンボンはしばし沈黙。
それから、苦笑いを浮かべて言った。

「年を取ると、体のどこかしら痛くなるもんだ。」

「嘘をつくな!」
声が震えた。
「俺は医者だ。モルヒネがどういう薬か、わかってる!」

スンボンは目を伏せたまま、静かに答えた。
「……どこも悪くないよ。」

その言葉が、逆に真実を突きつけていた。

ガンジェは堪えきれず、チュンベクのもとへ向かった。
「おじさん、お父さんの通ってる病院を教えてくれ。」

その必死な目に、チュンベクは黙ってメモを差し出した。

病院へ向かうと、受付で父の記録を求めた。
けれども担当医はこう言った。

「その件は……大学病院のがんセンターで確認してください。」

その瞬間、すべてが理解できた。

足が震え、言葉が出なかった。
それでもガンジェは大学病院へ走り、
父のカルテを目にした途端、崩れ落ちた。

――ステージⅣ 胃がん。
転移。
余命、3か月。

カルテの字が涙で滲んだ。
喉が焼けるように熱かった。

夜。
ミス・コはスンボンを訪ね、静かに言った。

「……ガンジェさん、全部知ってしまったみたい。」

スンボンの顔に影が差した。
「そうか……やっぱり、医者の目はごまかせないな。」

その頃、ガンジェは自室で何十本もの医学論文を広げていた。
英語、日本語、韓国語――ありとあらゆる治療法を調べ尽くした。

「何か……何か方法があるはずだ……!」

朝になっても、ページをめくる手は止まらなかった。
だが、どの論文にも“奇跡”の言葉はなかった。

翌朝。
ガンジェは父の前に座った。

「なんで……なんで黙ってたんですか。」

スンボンは、ゆっくりと息を吐いた。
「お前たちには、病気の父親じゃなく、
 元気な父親として記憶してほしかったんだ。」

その言葉に、ガンジェの膝が崩れた。

「そんなのいらない!
 俺は、父さんを助けたかったんだ!」

涙がこぼれ落ち、嗚咽が部屋に響いた。
スンボンは震える手で、息子の肩に触れた。

「……ごめんな。」

その“謝罪”が、どんな言葉より重かった。

その夜。
放心したままのガンジェの前にヨンジンが現れた。

「……大丈夫?」

ガンジェはかすかに笑った。
「大丈夫なわけない。
 俺は人の命を救う医者だって自信持ってたのに……
 父さん一人救えない。これが罰なんだろうな。」

二人は黙ってグラスを傾けた。
ガンジェの目に涙が浮かび、
ヨンジンはそっとハンカチを差し出した。

その姿を、偶然院長が見ていた。
険しい表情で二人の距離を見つめる院長――
誤解が、新たな火種を生もうとしていた。

帰りのタクシー。
酔いつぶれたガンジェを支えながら、
ヨンジンはヒョジンに電話をかけた。

「……ガンジェさんを送っていきます。」

電話口の向こうで、
ヒョジンの声が固まった。

「……ヨンジンさんが? どういうこと?」

タクシーの車窓に映る街の灯が、
まるで涙のように滲んでいた。

家族なのにどうして あらすじ 36話

夜の街を、ガンジェはふらつきながら歩いていた。
頭の中では、あの言葉が何度も反芻されていた。

――「スンボンさんには、あと三ヶ月しかないの。」

その現実に耐えきれず、ガンジェは酒に逃げた。
そして、気がつけばヨンジンの肩にもたれかかっていた。

深夜。
タクシーがチャ家の前に停まる。
ヨンジンはぐったりとしたガンジェを支え、
慎重に家の中へ運び入れた。

その様子を見たヒョジンの瞳が凍りつく。

――ヨンジンに寄りかかるガンジェ。
その姿が、彼女の胸に深く突き刺さった。

言葉を失い、ただその場に立ち尽くすヒョジン。
胸の奥がざわめいた。
「どうして……あの人が……」

翌朝。
スンボンの部屋で目を覚ましたガンジェは、
頭を押さえながら、記憶の断片を探していた。

(……昨夜、何があったんだ?)

階下から、豆腐を仕込む音が聞こえる。
スンボンは、いつもと変わらず働いていた。
だが、その背中がやけに小さく見える。

「……そんな体で無理をするなよ。」
ガンジェは抑えきれず、そう声をかけた。

スンボンは笑って言った。
「動いてたほうが、楽なんだよ。」

ガンジェは俯いたまま呟いた。
「病院で検査を受けてくれ。お願いだから。」

その後、ガンジェはヒョジンに会いに行き、
昨夜のことを謝った。

「悪かった。あんな姿を見せて。」

けれどもヒョジンは、険しい顔で詰め寄った。
「どうしてあの人といたの?どういう関係なの?」

押し寄せる疑念に、ガンジェは感情を抑えきれなかった。
「じゃあ、どう責任を取ればいいんだ?!」

言葉は刃のように響いた。
ヒョジンの表情が固まり、
その間に埋まらない距離ができていった。

一方その頃、スンボンはガンジェの勧めで検査を受けていた。
だが診察室を出るとき、
「検査結果のことは……家族には言わないでほしい。」
と、医師に静かに頼んだ。

“子どもたちの記憶に、病んだ父の姿を残したくない”
その思いは変わらなかった。

同じころ――。
ソルヒの撮影現場。
ライトが落ち、カメラが止まる。
彼女がふと視線を向けると、ガンシムのもとへ近づく女性の姿があった。

それは、ウタクの元妻だった。

短い会話を交わす二人を、
少し離れたところから見ていたソルヒの目が鋭く光る。
その空気を感じ取ったガンシムは、
予定していたテジュとの食事をキャンセルし、
ウタクのもとへ向かった。

後をつけるように、テジュも静かにその後を追う――。

その頃、病院では。

ガンジェが院長室を訪れ、真剣な表情で話した。
「NY行きは……やめます。」

驚いた院長と、その妻。
「なぜ急に?」

「……3ヶ月間だけ、チャ家で父と過ごします。」

ガンジェの声は揺れていなかった。
けれどもその瞳の奥には、
“覚悟”と“恐怖”が入り混じっていた。

ヒョジンは何も言えなかった。
彼の突然の決断の裏に、
まだ知らない“理由”が隠されていることを、
直感で感じ取っていたからだった――。

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