韓国ドラマ 愛を抱きしめたい あらすじ 73話~76話 ネタバレ
韓国ドラマ 愛を抱きしめたい あらすじ 73話~76話 ネタバレ!
【ネタバレ注意】『愛を抱きしめたい』最終話まで全話あらすじ・見どころを一挙公開!
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【前回のあらすじ】
ウニは、ただひたすらにミンスの介護を続けていました。
昼も夜も関係なく、眠る間も惜しんで彼のそばに寄り添う日々。
本来なら働き盛りで、仕事に打ち込みたい時期のはず。
それでも彼女は、すべてを犠牲にしてミンスを支え続けていたのです。
そしてついに――その努力が奇跡を呼びました。
ある朝、ウニがいつものようにミンスの手を握った瞬間。
彼の指が、かすかに動いたのです。
「……ミンス?」
震える声で呼びかけると、ゆっくりと彼のまぶたが開きました。
ウニの頬を伝う涙が止まりません。
これまで流したどんな涙よりも、熱く、深く、優しい涙。
そのすべてが、積み重ねた日々の想いを語っていました。
目を覚ましたミンスも、ウニの顔を見た瞬間、すべてを理解したようでした。
どれほどの時間、彼女が自分のために尽くしてくれたのか――。
そして二人は、言葉もいらないほど強く手を握り合いました。
静かな病室に、嗚咽と感謝の息づかいだけが響きます。
再会の涙は、まるで二人の新しい始まりを祝福しているかのようでした。
しかし、幸福の陰では、また別の嵐が動き始めていました。
サンホは事業拡張に乗り出していましたが、結果は惨憺たるもの。
投資は裏目に出て、経営は急速に悪化。
さらに過去に行った不正が、ついに露見しそうになっていたのです。
「このままじゃ、すべてが終わる……!」
焦りに満ちた彼の顔には、もはや冷静さのかけらもありませんでした。
隠そうとしても、隠しきれない――。
それでも必死に、逃げ道を探し続けるサンホ。
その頃、ナ会長のもとに一通の封筒が届きます。
それは、深刻な内容の嘆願書でした。
「……これは……?」
読み進めるうちに、ナ会長の表情が引き締まっていきます。
しかし、一つだけ引っかかる点がありました。
嘆願書の差出人は、普通の社員ではなく――
パパ製菓の社屋で働く“清掃員”だったのです。
一体、なぜ清掃員がこの情報を?
偶然なのか、それとも意図的なのか――。
ナ会長は手元の書類を見つめながら、深く思案に沈みました。
静かなオフィスの中に、何かが動き出す気配が確かに漂っていました――。
【愛を抱きしめたい-あらすじ-73話~76話】
愛を抱きしめたい あらすじ 73話
ソニョンは、ようやくミンスとウニの関係を受け入れられるようになっていました。
あれほど頑なだった心は、今ではまるで春の日差しのように柔らかく、
人を包み込む優しさを取り戻していたのです。
けれども――その穏やかさの裏で、たったひとつだけ荒んでいく感情がありました。
それは、夫・サンホへの想い。
彼が不正を働いていたことを知った瞬間、
ソニョンの中で何かが静かに崩れ落ちていきました。
「まさか、あなたがそんなことを……」
信じたかった。
けれども、現実は残酷に彼女の心を突き刺します。
そしてさらに追い打ちをかけるように、サンホは自分の罪を悔いるどころか、
恥じる様子もなくソニョンにすがりついてきたのです。
「お願いだ、取引先の契約破棄を止めてくれ。お前の力でなんとかしてくれ…!」
その姿は、かつて彼女が知っていた“夫”ではありませんでした。
誇りも、誠実さも、すべてどこかへ消えてしまった。
ソニョンは目を伏せながら、胸の奥で呟きます。
――どうして、素直に反省してくれないの。
それだけで、私の心は少しは救われたのに。
しかし、サンホはその思いに気づくこともなく、
ただ己の保身だけに必死になっていました。
一方で、彼の不正を追及する動きは着実に進んでいます。
刻一刻と真実が暴かれる時が近づく中、
サンホはさらに危険な策を思いつき、それを実行に移そうとしていました。
彼の目に映るのは、自分の破滅を防ぐことだけ。
もはや、ソニョンの姿も、彼女の心も見えてはいませんでした。
――その瞬間、夫婦としての絆は、静かに、完全に切れてしまったのです。
愛を抱きしめたい あらすじ 74話
ミンスは、あの事故で生死の境をさまよい、幾度もの手術を受けてきました。
長く苦しい入院生活を経て、ようやく退院の日を迎えたとき――
彼の心は、以前よりもずっと強く、そして優しくなっていました。
「生きていることって、こんなにもありがたいんだな。」
命の重みを知り、日常の一瞬一瞬がどれほど尊いかを噛みしめる。
まるで、あの事故が“天の贈り物”だったかのようにさえ思えたのです。
その姿を見つめるウニの胸には、こみ上げるような喜びがありました。
ミンスが無事に回復したこと。
そして、自分の献身が無駄ではなかったこと。
「頑張ってよかった…。」
そう呟いたウニの目には、涙がにじんでいました。
二人は静かに手を取り合い、退院を心から祝福し合いました。
どんな困難も乗り越えられる――
そう信じられるほど、二人の絆は固く結ばれていたのです。
一方そのころ、ソニョンは夫・サンホに対して深い失望を抱いていました。
けれども、それでも彼の妻として最後まで支えようとしていました。
愛ではなく、責任と覚悟のもとに。
どうにかして夫の窮地を救いたい――
その一心で、ソニョンは一つの提案を思いつきます。
「本社を離れて、外国の支社に移りましょう。」
それは大胆で現実的な案でした。
今のサンホの立場を考えれば、逃避ではなく再起への道でもあったのです。
しかし、サンホはそんな妻の真意を理解しようとせず、
別のところで憤りを感じていました。
「ナ会長も、ソニョンも…まさか二人そろってウニとミンスの結婚を認めるなんて!」
彼の中には、もう嫉妬と焦燥しか残っていませんでした。
人が再生へ向かうとき、彼だけが過去にしがみついていたのです。
新たな光に包まれるウニとミンス。
そして、暗闇へと沈みゆくサンホ。
同じ“退院”という節目でも、
その先に待つ運命は――まるで正反対のものだったのです。
愛を抱きしめたい あらすじ 75話
ナ会長だけでなく、妻のソニョンまでもが――。
ウニとミンスの結婚を認めたと聞いた瞬間、サンホの心に激しい怒りが燃え上がりました。
「どうしてだ…どうしてみんな、あいつらばかりを!」
その怒りは、次第に自暴自棄へと変わっていきます。
理性を失った彼の胸の奥には、嫉妬と屈辱、そして孤独だけが渦巻いていました。
だが、その前に片をつけなければならない相手がいました。
――ウジュ。
ウジュもまた、サンホへの怒りを抑えきれずにいました。
彼はソニョンを守るため、そしてサンホを彼女から遠ざけるために立ち上がったのです。
「もうソニョンさんを苦しめるな。」
「お前に言われる筋合いはない!」
二人の視線がぶつかる。
次の瞬間、激しい衝突が始まりました。
拳と拳が交わり、怒りと怨念が火花のように散る。
その戦いはまるで永遠に続くかのように、互いの意地と誇りをぶつけ合うものでした。
ようやく乱闘が終わったとき、どちらが勝ったのかは誰にも分かりませんでした。
ただ一つだけ確かなのは――サンホの心が、さらに壊れてしまったということ。
怒りは消えるどころか、むしろ彼の中で膨れ上がっていました。
そしてその矛先は、最もぶつけてはいけない相手へと向かいます。
帰宅後、サンホは苛立ちを抑えきれず、ソニョンに怒声を浴びせました。
「お前まで俺を見捨てるのか!」
その言葉に、ソニョンの心は再び深く傷つきます。
かつて愛した人が、いまは恐怖と絶望の象徴となってしまった――。
彼女の心は、完全にサンホから離れていきました。
一方そのころ、ミンスはようやく仕事に復帰していました。
久々にデスクに向かい、資料を整理していると、ある奇妙な点に気づきます。
「……おかしい。俺の知らないところで、この取引がキャンセルされてる。」
確認を進めるうちに、さらに不審な点が次々と見つかっていきました。
誰かが、裏で意図的に彼の仕事を妨害している――。
「一体誰がこんなことを…!」
ミンスは険しい表情を浮かべ、静かに調査を開始します。
彼の周囲に、再び“見えない敵の影”が忍び寄っていました――。
愛を抱きしめたい あらすじ 76話
結婚に反対する人たちは、もうほとんどいなくなっていました。
そのことに、ウニとミンスは胸をなで下ろします。
長い苦難を越えて、ようやく掴んだ穏やかな時間。
式を挙げる前から、二人の心はすでに幸福で満たされていました。
「私たち、ここまで来たんだね。」
「諦めなくて本当によかった。」
手を取り合って微笑む二人の姿は、まるで長い冬を越えて春を迎えた恋人たちのようでした。
過去の涙も、今は優しい思い出へと変わりつつあります。
しかし、その陰で――。
サンホは、自らの怒りに飲み込まれ、破滅へと突き進んでいました。
「どうしてウニとミンスの結婚を認めたんだ!バカげてる!」
ソニョンに怒鳴り散らしながら、
自分の過ちを棚に上げ、責めることしかできない彼。
「お前は俺の気持ちをわかってない!もっと俺を見てくれ!」
その言葉は、哀れなほどに空虚でした。
ソニョンの心には、もう何も響かない。
むしろ、そのたびに彼女の中の何かが静かに冷めていくのでした。
――この人とは、もうやっていけない。
そう思うたび、ソニョンの表情から光が消えていきます。
愛も、情も、もう残ってはいませんでした。
一方そのころ、ウニとミンスは結婚の準備を進めながら、
未来に向かって一歩ずつ進んでいました。
まるで世界が二人を祝福しているかのように、
空気までもが優しく包み込んでいました。
けれども、そんな中でウニの心に一抹の不安がよぎります。
キム代理から、ダヒの様子について耳にしたのです。
「彼女、何か企んでるみたいですよ。」
その言葉に、ウニの胸がざわつきました。
まさか…また何かを仕掛けようとしているの?
笑顔の裏で、忍び寄る影。
幸せの直前に立つ二人に、再び“試練”の影が迫ろうとしていました。
果たしてダヒの目的とは――。
そして、ウニとミンスは無事に結婚式を迎えられるのか。
穏やかな幸福の裏で、運命の歯車は再び静かに狂い始めていました――。
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