韓国ドラマ 愛を抱きしめたい あらすじ 37話～40話 ネタバレ
韓国ドラマ 愛を抱きしめたい あらすじ 37話～40話 ネタバレ！
【ネタバレ注意】『愛を抱きしめたい』最終話まで全話あらすじ・見どころを一挙公開！
BS11で日本放送予定！キャスト・相関図も完全網羅
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全話あらすじ一覧とネタバレで、物語の結末までたっぷりとお届けします。
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【前回のあらすじ】
ミンスとギョンエの縁談を進めようと奔走していたソニョン。
けれども、当の本人であるミンスは、ついに彼女の前で強く自分の意志を示した。
「母さん、僕の結婚相手は僕が決めます。ウニさん以外、考えられません。」
その言葉に、ソニョンは思わず息をのむ。
彼の瞳は真っすぐで、揺らぎがなかった。
それを見た瞬間、母としての本能が“もう止めてはいけない”と告げたのだった。
これまでギョンエこそがふさわしいと信じていたソニョンは、
静かに自分の考えを改める。
「そうね…好きな人と結婚するのが一番よ。後悔しないようにね。」
その声には、母としての温かさと少しの寂しさが入り混じっていた。
しかし、サンホはそんな穏やかな空気を一瞬で壊す。
「ウニだけは、絶対にダメだ！」
理由を問われても明確な答えを出さず、ただ頑なに拒絶するだけ。
まるで彼の中に“触れられたくない秘密”が眠っているようだった。
その頃、サンホはもう一方で、ヘインを物質的な誘惑で支配しようとしていた。
留学費、マンション、贅沢な生活——すべてを餌にして、
「この話を受け入れれば、お前の人生は安泰だ」と言わんばかりに迫る。
けれどもヘインは静かに首を振った。
「部屋なんて、自分で借ります。私が欲しいのは“真実”だけです。」
その強い言葉に、サンホの顔が一瞬ひきつる。
彼の中の余裕が、少しずつ崩れ始めていた。
——愛と嘘、そして血の秘密。
それぞれの選択が、次の嵐の引き金になろうとしていた。
【愛を抱きしめたい-あらすじ-37話～40話】
愛を抱きしめたい あらすじ 37話
ミンスとウニの愛は、嵐のような困難を前にしても決して揺らがなかった。
それだけに、ギョンエの嫉妬はますます燃え上がっていく。
彼女は二人の間に割って入り、どうにか関係を壊そうと画策する。
ウニがミンスに電話をかけたときには、わざと代わりに出てみせ、
「ミンスは忙しいの」と冷たく言い放つ。
まるで、自分こそがミンスの恋人であるかのように——。
けれども、そんな細工が長く続くはずもなかった。
後日そのことを知ったミンスは、眉をひそめながら深く息をつく。
「もうはっきりさせなきゃいけないな。」
そう呟いた彼の瞳には、強い決意が宿っていた。
そしてついに、ギョンエにウニを紹介する日がやってくる。
「彼女が、僕の大切な人です。」
その一言に、ギョンエの顔は一瞬で凍りついた。
一方その頃、ウニもソニョンに恋人ができたことを報告していた。
「そう、よかったじゃない！」と笑顔で祝福するソニョン。
けれども、その相手がミンスだとは知らない。
もし真実を知ったとき、彼女は果たしてどんな表情を見せるのだろうか。
ウニとミンスを祝福できるのか、それともサンホのように拒絶するのか——。
運命の流れは明らかに二人の愛を後押ししていた。
しかし、サンホだけはその流れに逆らい続ける。
彼の胸には、愛ではなく「恐れ」が渦巻いていたのだ。
真実が明るみに出れば、すべてを失う。
それを悟っているからこそ、彼は最後の悪あがきとして
二人を引き裂こうと必死にもがくのだった…。
愛を抱きしめたい あらすじ 38話
サンホの策略は、まるで蜘蛛の巣のように静かに張り巡らされていた。
その目的はただひとつ——ヘインを自分の支配下に置き、真実から遠ざけること。
彼は巧妙に「善意」を装いながら、ヘインを自分の用意したマンションへ誘導した。
「雨が強いだろ、今日はここで休めばいい。」
その言葉に、ヘインの警戒心が一瞬だけ緩む。
冷たい雨に打たれ、行き場を失っていた彼女は、ついに扉を開けてしまった。
——その瞬間、サンホの口元には、不気味な笑みが浮かぶ。
“計画どおりだ”
彼はすぐさま机の上に「留学関連書類」を並べ、まるで夢を叶える父親のような演技を始めた。
しかしその裏では、彼女が部屋に入った瞬間を確認するように
防犯カメラの映像をチェックしていたのだった。
一方その頃、ダヒはサンホの裏の顔を暴こうと、彼の自宅へと足を踏み入れていた。
応対に出たのはソニョン。
ダヒは平然を装いながらも、核心に迫る質問を投げかける。
「サンホさんって、本当はどんな人なんですか？」
しかし、会話の最中に玄関の扉が開く音が響く。
現れたのは、まさにそのサンホ本人だった。
驚きと焦りが交錯した彼の表情。
“まさか…ダヒがここに？”
顔色が見る見るうちに蒼白に変わっていく。
その頃、サンホのマンションでは、ヘインが静かに自分の心と向き合っていた。
机の上には、留学の夢を叶えるチャンスが並べられている。
だが、その裏に潜む意図を思うと、胸の奥がざわつく。
「これを受け入れたら、私は自由を失うかもしれない…。」
雨音が静かに響く部屋の中で、
ヘインは——愛と真実、夢と現実の狭間で——
人生最大の選択を迫られていた。
愛を抱きしめたい あらすじ 39話
サンホがウニとミンスの結婚を阻止しようと必死になればなるほど、
皮肉にも二人の絆はより強く、揺るぎないものへと変わっていった。
ミンスは心の底から確信していた。
「自分にはウニしかいない。彼女と生きられないなら、意味がない。」
そのまっすぐな思いは、誰にも揺るがせるものではなかった。
サンホは説得を重ねる。
「お前には未来がある。彼女の過去を考えろ。」
けれども、そんな言葉はミンスの耳に届かない。
むしろそのたびに、彼の決意は固くなっていくばかりだった。
やがてミンスは家族との食事の席で、ついに自分の気持ちを口にする。
「僕には、真剣に付き合っている人がいます。そして…彼女と結婚するつもりです。」
静まり返った食卓に、彼の声だけが響く。
それは、もう後戻りしないという宣言でもあった。
一方、焦りに駆られたサンホは、ウニの連絡先を調べ上げる。
今度は直接ウニを説得し、結婚を思いとどまらせようという魂胆だった。
彼の頭の中では、“過去”と“秘密”という二つの言葉が渦を巻いていた。
その頃、ギョンエもまた、ミンスを取り戻そうと必死だった。
彼の心を揺さぶろうと何度も誘惑を仕掛けるが、まったく効果がない。
完璧な笑顔も、どんな言葉も、ミンスには届かない。
「どうして？ 私なら、彼を幸せにできるのに…」
焦りと嫉妬に押しつぶされ、ギョンエはついに一線を越える。
ウニのもとに現れ、冷たい声で言い放った。
「ミンスと結婚するのは、あなたじゃない。」
ウニはその言葉を静かに受け止め、
「脅しで愛は奪えないわ」とだけ答える。
けれども、ギョンエの目に宿る異様な光——その危うさは、無視できるものではなかった。
運命の歯車は、いま確実に、愛と嫉妬の狭間で狂い始めていた。
愛を抱きしめたい あらすじ 40話
ウニの心は、まるで静かな湖面に小石を投げ込まれたように揺れていた。
愛しているのに、なぜか胸の奥に消えない不安がある——。
それは、ギョンエが放ったたった一言の“警告”が原因だった。
「ミンスと結婚するのは、あなたじゃない。私よ。」
その冷たい宣告が、ウニの心を鋭く突き刺した。
いくら忘れようとしても、あの言葉は頭から離れない。
気づけば、結婚の話題が出るたびに胸がざわめき、
幸せのはずの未来が、どこか遠く感じられるようになっていた。
——でも、ミンスを手放すことなんてできない。
彼と過ごした日々、彼の笑顔、支えてくれる優しさ。
それらを思い出すたび、ウニは自分の弱さと向き合うしかなかった。
一方その頃、ヘインはサンホが用意したマンションに入っていた。
しかし、そのことを“誰か”がダヒに知らせてしまう。
ダヒは驚きと疑念に満ちた目でスマホを見つめ、すぐにソニョンへ電話をかけた。
「あなた、知ってる？ ヘインとサンホの関係…本当にただの仕事なの？」
彼女の声には、嫉妬とも焦燥ともつかない震えがあった。
一方で、ミンスはウニの不安を感じ取り、
彼女の心を支えようと誠実に寄り添っていた。
「僕が守る。何があっても、ウニを信じるから。」
その言葉はまるで光のように、ウニの閉ざされた心を少しずつ照らしていく。
彼のまっすぐな眼差しと愛情に触れ、ウニもようやく前を向こうとする。
けれども——ギョンエの残した影は、まだ完全には消えていなかった。
あの“警告の一言”が、彼女の胸の奥で
静かに、けれど確かに、不安の種となって息づいていたのだった。
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