韓国ドラマ チュノ~推奴~ あらすじ 1話~3話 ネタバレ
韓国ドラマ「チュノ~推奴~」あらすじ 1話~3話 ネタバレ
瞬間最高視聴率41.9%を記録した、韓国時代劇の金字塔!
圧倒的スケールと胸をえぐる人間ドラマで描く“追う者”と“追われる者”の宿命の物語。
BSジャパンで放送予定の大ヒット作を、最終回までネタバレで一挙配信!
さらに、物語をより深く楽しむためのキャスト紹介と相関図も掲載。
名門貴族から奴隷狩りへと転落した男、テギル(チャン・ヒョク)。
朝鮮随一の武将から奴婢へと堕ちた男、テハ(オ・ジホ)。
そして二人の間で揺れる美しき女奴婢、オンニョン(イ・ダヘ)。
命を賭けた逃亡と追跡、そして愛と裏切りが交錯する壮大な人間絵巻が、いま始まる――。
【チュノ~推奴~のあらすじ】全24話
舞台は、混乱と野望が渦巻く朝鮮時代。
民を縛りつけるのは、逃げ場なき苛烈な奴隷制度。
一歩でも踏み外せば、背後から迫るのは容赦なき追跡者――“推奴(チュノ)”の影。
その中で異彩を放つのは、一人の男。
かつて名門貴族に生まれ、すべてを手にしていたはずの御曹司。
だが今は、奴隷狩りという闇の世界に身を落とした――テギル(チャン・ヒョク)。
もう一人は、朝鮮最高の武将として栄光を極めた男。
しかし、裏切りと陰謀の果てに奴婢へと転落した――テハ(オ・ジホ)。
そして、ふたりの運命を大きく狂わせるひとりの女。
奴婢として生まれ、過酷な運命を背負いながらも、気高く生き抜く――オンニョン(イ・ダヘ)。
追う者と、追われる者。
そして、愛と憎しみに翻弄される者。
やがて三人は、王朝を揺るがす巨大な陰謀の渦に飲み込まれていく。
命を懸けた逃亡と追跡――その果てに待つのは、愛か、それとも破滅か。
【チュノ~推奴~-あらすじ-1話~3話】
チュノ推奴 あらすじ 1話
推奴師――それは、逃げた奴婢を追い、金で縛りつける冷酷な狩人。
イ・テギルは、仲間のワンソン、チェと共に、その生業で生きていた。
獲物を狩る時のテギルは獣そのもの。
だが、獲物を追わぬ時の彼の瞳は、どこか遠くを見つめ、虚ろに揺れている。
その胸に去来するのは、ただひとり――初恋の女、オンニョンの面影。
彼女は、かつてテギルの家門を没落させた女でもあった。
ある日もまた、テギルたちは両班(ヤンバン=貴族階級)から逃げ出した奴婢を追っていた。
砂塵舞う荒野を駆け抜け、捕らえた者を主人の元へ突き返す――それが彼らの仕事だった。
一方その頃、朝鮮最高の武将として名を馳せたソン・テハは、友の裏切りにより奴婢へと転落していた。
かつて昭顕世子に厚く信頼された彼も、今や厩舎で汗と泥にまみれ、他の奴婢たちと共に下働きをする日々を送っている。
そしてテギルの胸には、消えぬ執念が燃えていた。
――オンニョンを探し出す。
10年もの歳月を費やし、その消息を追い続けてきたのは、両班の身分を失う前から抱き続けた、あの叶わぬ恋心のせいだった。
チュノ推奴 あらすじ 2話
ある日、テギルの元に衝撃の知らせが舞い込む。
――中浪川(チュンナンガン)の早瀬付近で、ついにオンニョンの消息を掴んだ、と。
胸の奥で燻り続けた炎が一気に燃え上がる。
血相を変え、馬を駆り、風を切って現場へと急ぐテギル。
だが、そこに待ち構えていたのは…かつての師であり、推奴師としての技を叩き込んでくれたチョン・ジホと、その手下たちだった。
流された情報は真っ赤な嘘。
すべてはテギルをおびき寄せ、息の根を止めるための罠だったのだ。
その頃、遠く離れた場所でオンニョンは婚姻の日を迎えていた。
相手は妻に先立たれた年配の両班。
だが、彼女の心の奥には、今もあの若き日の面影――テギルが生きていた。
望まぬ縁談に、胸は重く沈んでいく。
一方その頃、ソン・テハの手元に一通の手紙が届く。
そこには、主君の無念の思いと共に、必ず果たすべき遺志がしたためられていた。
テハはその使命を胸に刻み、命を懸けてやり遂げることを誓う。
だがそれは同時に、自らを逃亡奴婢へと突き落とす決意でもあった。
夜霧の中、葦原を駆け抜けるテハ。
背後から迫る足音…それは、よりによって朝鮮一の推奴師――イ・テギルだった。
追う者と追われる者。
ついに二人の運命が、荒野で火花を散らそうとしていた…。
チュノ推奴 あらすじ 3話
葦原に吹きすさぶ風が、二人の息遣いをかき消す。
追う者――テギル。
追われる者――テハ。
鋼の視線が交錯した瞬間、刃と刃が激しく火花を散らす。
泥を蹴り、矢継ぎ早に繰り出される攻撃。
互いに一歩も引かぬ死闘の最中――
突如、鋭い風切り音が戦場を切り裂いた。
テギルの肩先をかすめる矢。
放ったのは、かつて兄貴分と慕った男、チョン・ジホだった。
だが、その矢はテハを狙ったものではない。
ジホの本当の標的は、邪魔者となったテギル。
“テハを狙う”と見せかけ、裏ではテギル抹殺を企んでいたのだ。
混乱の中、テハは矢傷を負いながらも必死に逃げ延びる。
たどり着いたのは、忠誠を誓った昭顕世子の墓。
そこで深く頭を垂れ、命を賭してでも主君の遺志を守ることを改めて誓うのだった。
一方その頃――
婚礼の夜、望まぬ結婚から逃げ出したオンニョンは、男装に身を包み旅路を急いでいた。
だが、宿場で無頼漢たちに目を付けられ、刀の光が迫る。
その危機を救ったのは…偶然通りかかったソン・テハ。
運命に導かれるように、二人の視線が交差する。
その裏で、もう一つの物語が動き出していた。
旅芸人(サダン)の女・ソルファ。
彼女もまた、何かから逃れるようにテギルの宿へと転がり込んでくるのだった…。