韓国ドラマ 結婚契約 あらすじ 15話～16話(最終回) ネタバレ
韓国ドラマ 結婚契約 あらすじ 15話～16話(最終回) ネタバレ
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【結婚契約前回のあらすじ】
ジフンから指輪を受け取ったヘスは、彼にある約束をしました。
それは、「もう何があっても絶対にジフンから離れない」ということ。
嬉しいことも辛いことも、半分こにして一緒に乗り越えていこうって誓い合ったんです。
一方のジフンは、ようやくヘスが素直になってくれたことに心からホッとして、
これからどんな問題があっても、前向きにがんばろうって気持ちが強くなっていきました。
でも、その頃会社ではジフンに関するとんでもない噂が広まっていて…。
なんと、清廉潔白で知られるジフンが臓器売買に関わっているって話が！
もちろん、全くのデマなんですけど、あたかも事実かのように広まってしまって。
ハン会長はすぐにジョンフンを呼び出して、「自分が撒いた噂は自分で責任を取れ」って命じます。
噂の元がジョンフンだってすぐ見抜いてたんですね。
ジフンは自分が無実なのを分かっているけど、会社に迷惑をかけたとして責任を取ろうと決意。
ハン会長の元へ辞表を持っていって、
「今回のことは本当に申し訳ありません。責任を取らせてください」と頭を下げました。
そんな中、ヘスはジフンに支えられながら元気にしているけど、
病状は確実に悪くなってきていました…。
【結婚契約-あらすじ-15話～16話(最終回)】
結婚契約 あらすじ 15話
ハン会長から厳しい叱責を受けたヘスは、一人で思い悩んでいました。
ジフンのそばから離れないと約束したものの、それを守るのは難しいのではないかと考えていたのです。
責任を一人で背負おうとするヘスでしたが、その思いはジフンに見抜かれてしまいました。
「二人で乗り越えていくって約束したじゃないか。
一人で抱え込むなんて、絶対にダメだ。」
ジフンは、ヘスとの絆を深めるために、ついにプロポーズを決意。
そして、ヘスと共に暮らすための準備を急ピッチで進めていきます。
まるで何かに取りつかれたように行動するジフン。
そんな彼の姿に、ヘスは不安を感じ始めます。
一方で、ヘスの体調は着実に悪化していました。
ジフンはそのことに大きな不安を抱き、苛立ちを医師にぶつけてしまいます。
「病気も治せないで、何が医者なんだ。
プロなら、何とかしてくれよ！」
ミランは、そんなジフンのことをそっと気遣いますが、ヘスの心は揺れ続けていました。
それでもジフンは、ヘスの前では平静を装おうと努力します。
ヘスに余計な重荷を背負わせたくない──
そんな思いから、ジフンは自分の感情を抑えていたのです。
ヘスも、病と必死に闘っていましたが、
ジフンもまた、自分自身と闘っていたのでした。
結婚契約 あらすじ 16話(最終回)
ヘスは希望を捨てず、病と懸命に向き合い続けていました。
しかし、症状は着実に悪化しており、ついに――
ジフンが用意してくれた新居へ向かう途中、彼女は倒れてしまいます。
何とか自力で立ち上がろうとしますが、体には力が入らず、意識も次第に遠のいていく……。
このときヘスは、初めて“死”を覚悟することになります。
それは決して受け入れられることではありませんでしたが、
現実を前に、彼女は静かに覚悟を固めるしかなかったのです。
──けれども。
ヘスは驚異的な生命力を見せ、難しいとされた手術を乗り越えます。
命を落とす可能性もありましたが、持ち前の意志の強さで危機を乗り切ったのです。
ただし、これで全てが終わったわけではありません。
脳に残された腫瘍は依然として消えておらず、再発や突然の発作の危険は続いていました。
そんな中、ジフンはヘスのために人生を捧げる決意を固めます。
彼は会社を退職し、在宅でできる仕事を選んで、ヘスの看病に専念する道を選んだのです。
それは簡単な選択ではありませんでしたが、ジフンにとってはそれが最善でした。
何より、いつもヘスのそばにいられることが、何よりの安心と幸せだったのです。
ヘスの容態も少しずつ安定し、医師から退院の許可が下ります。
「よかった……これでまた、新居に帰れる。」
ヘスは安堵の表情を浮かべました。
そしてこのタイミングを逃すまいと、ジフンはあらためてプロポーズします。
「俺の伴侶は、君しかいない。君がそばにいてくれるだけで、俺は幸せなんだ。」
ヘスはその言葉に心を打たれ、ジフンと正式に結婚することを決意します。
こうして、ジフン・ヘス・ウンソンの3人は、新居で新たな生活をスタートさせることになりました。
もちろん、ヘスの病が完全に治ったわけではありません。
けれども、家族には“希望”という名の光が灯っていました。
──どんな難病でも、家族の絆で必ず乗り越えてみせる。
ジフンは収入が減っても、ヘスへの愛情は日ごとに深まり、
ウンソンもまた、家族の一員として精一杯支えてくれます。
「なんとかなるさ。」
そう自分に言い聞かせながら、ジフンはヘスとウンソンとの暮らしに全力を注ぎます。
ヘスもまた、二人に支えられながら、前を向いて生きていこうと決意します。
過去を悔やまず、未来を恐れず――
「もう後ろは振り返らない。ポジティブに、前だけを見て生きていこう。」
目のかすみや視界の異常など、細かい症状は確かに出ていました。
けれども、今のヘスにとって、それらは取るに足らないものでした。
家族と一緒に暮らせる、その喜びの前には、病気など何ひとつ恐くない――
そう思えるほどに、彼女の心は満たされていたのです。
病魔は確実に彼女の体を蝕んでいましたが、
それに気づいていないかのように、ヘスは穏やかな笑顔を浮かべていたのでした。